知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

2014.10.

ジョン・フランクリン

北西航路の探検中にカナダ北極諸島で遭難死したジョン・フランクリン(John Franklin:1786年4月16日〜1847年6月11日)はイギリスの海軍士官で、海軍での測量などの経験から探検を志すようになった。1845年5月、海軍省のエレバス、テラーの2隻の船に、3年分の食料を積んで、テムズ川から、北西航路発見の旅へと出港した。

2隻の船は1839〜43年にジェームス・クラーク・ロスが南極探検に用いた帆船を、動力船に改装した船であった。ロスはこの2隻を駆使し、現在はその功績からロスの名を冠してロス海、ロス島などと呼ばれている地域を調査した。そしてロス島では活火山を発見し、エレバスと命名、さらにその東の高山をテラーと命名している。

この2隻は出発直後の7月末に、カナダ北東のバッフイン島の北側に横たわるランカスター海峡で捕鯨船に目撃されたのを最後に消息を絶った。
このフランクリン隊を捜索するため、1848年からおよそ10年間に40もの救援隊が送られ、カナダ北極諸島の広大な地域が調査された。ロスはその先陣を切ったが、どの隊も彼らを救出することはできなかった。1857〜59年にマクリントックが率いる捜索隊が、確実な遺物や手紙を発見し、フランクリンの死亡日も残されていた。

彼らはキングウイリアムズ島付近で氷につかまり、ふた冬を越した。そして船を放棄しアメリカ本土へと向かったが、最後に残った30〜35名も不帰の客となった。その後もフランクリン隊員のものと推定される墓も発見されている。

コース紹介


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