- この南極クルーズは何歳ぐらいの人達が乗っているのですか?
又彼らはどのような人達でしょうか?
さまざまな年齢層です。20歳から80歳代まで幅広くいらっしゃいます。
過去には92歳の方が乗船しました。
世界中を旅した人達、そして世界中から自立した人達がこの極地クルーズに惹かれて参加します。特別に強い興味、魅力があるのでしょう。このクルーズを体験すると、今までに味わったことのない感動に酔いしれること間違いなしです。
- 食事はいかがですか?
船内における食事の質とバラエティさは、ツアークルーズのハイライトのひとつでもあります。経験豊かなヨーロッパ人シェフが国際色豊かな食材を使ってもてなしてくれます。肉が食べられない場合でも、様々な種類の野菜、パスタ、穀物、果物をご用意させていただいております。 朝食は、ビュッフェスタイルとなりますが、昼食・夕食はフルコースで、ベジタリアンコースもご用意できます。
- 航海中は、どのくらいの揺れがあるのですか?
予測するのは難しいですね。1等航海士は常に最悪に備えベストを尽くします。航海中にいくつかの通過点で揺れを感じますが、どのくらいの揺れ、長さを予測することは出来ませんので、必ず船酔い予防の薬を指示医からもらってきてください。 健康体であれば、充分に耐えうる揺れです。 船酔いが心配な方には航空機でドレーク海峡を越えるフライ&クルーズコースもございます。
- 航海中はどのように過ごしていますか?
毎日のスケジュールが前日には各キャビンに配られます。また、当日アナウンスが流れます。レクチャーやドキュメンタリービデオ、フューチャーフィルムなどがあります。眺めのよい所に来たら、ナビゲーションブリッジで過ごすのもよし、氷を割きながら進む船の様子を見るのも良いでしょう。きっと、野鳥や鯨など野生動物にも出会えることでしょう。ナチュラリストや専門家たちがご説明いたします。
また、船にはラウンジ、バー、小さな図書室、ジム、サウナ(船によって異なります)などがあります。多くの人達は、夕食後デッキやラウンジバーなどで過ごします。
ゾディアックボートやヘリコプター(コースによって異なります)などのエクスカージョンは昼夜なく、随時探検リーダーの判断で催行されます。また、写真撮影に適した場所などもご案内致します。時には、各レベルにあわせての活動がありますし、ハイキングなど体力にあわせて探検リーダーが企画します。例えばゾディアックボートでクルージングをします。このようなエクスカージョンも日を追うごとに慣れますし、簡単に要領を得ていきます。
- スタッフはどのような人達ですか?
全員経験豊かな人達ばかりです。極地専門のナチュラリスト、歴史家、生物学者、地質学者など男女問わず大勢います。
- 船の中のドレスアップは必要ですか?
いいえ、必要ありません。ラフでカジュアルな格好で結構です。
- 船内には医者がいるのですか?
もし、航海中に病気になったらどうなるのでしょうか?
船には医者が乗船していますし、また基本的に最小限の手術器具も揃っています。緊急の場合は、 ヘリコプターをチャーターするなどかなりの費用がかかりますので、必ず、海外旅行傷害保険にご加入ください。また、常備薬など多めにお持ちください。
- 船の電源、などはどうなっているのでしょうか?
220ボルト、50サイクルです。プラグは2つの丸穴タイプのヨーロッパ標準仕様となります。 必ずアダプターをお持ちください。(船により異なります)
- 船が氷河にぶつかるなどの危険はありませんか?
ご心配ありません。船のナビゲーション・システムは、かなり離れた場所からでも氷山を探知することが出来ます。船長は必要に応じて船の針路を変更します。又、現地の海、氷、天候の状況によって、船の速度と方向を常に調節します。
- パンフレットの日程に記載されている通り、実際に訪れるのですか?
いいえ、日程はあくまで予定でしかありません。時には、日程にない新しい場所に上陸することもあります。航海はすべて、ケースバイケースで、天候、氷の状況により変わっていきます。経験豊かな船長と探検リーダーにより、実際の行動は決定されます。
- 長靴は必要?
全ての船で長靴を無料でお貸し致します。事前に靴のサイズをお知らせ下さい。特に日本から持ち込む必要はございません。
- その他、持っていかなくてはならないものは?
気温が、一般的に4℃〜−15℃となりますので、その範囲で必要と思われる装備をご用意ください。船内は半そで、ジーンズなどカジュアルで結構ですが、大陸に上陸する場合は、スキーウェアを基準にしていただければ結構です。防水ジャケット(上・下)をご用意下さい。防寒着(パーカー)は、船によってはパーカー付(お持ち帰りできます)のコースもございます。又、双眼鏡を持っていくこともお薦め致します。
- 上陸する場合、どのくらいの時間を過ごせますか?
これは、あくまで天候によりますが、3時間ぐらいでしょうか。時間、場所、距離など考慮して、探検リーダーがいつ頃、何時間くらい上陸できるかを決定します。日によっては数回の上陸もありえます。
- どんな氷河が見えるのでしょうか?
正確にはわかりません。氷の状態は毎年変化しているのです。また、気候、風などによって日に日に氷が動いているのです。
- 岸辺に到着したときに何か制約があるのでしょうか?
野生生物など環境に充分注意を払わなければなりません。上陸する前に、船内にて探検リーダーより注意事項をお話します。
- 船は快適ですか?
はい。アメニティも充実しておりますし、図書室、レクチャールーム、バー、ラウンジ、ダイニングルーム、小さな医務室なども整っています。また、大きなオープンデッキもあります。
- 参加するにあたって体が丈夫でなければならないのでしょうか?
一般に健康体であれば、どなたでも参加できます。船がベースの旅ですから体力を必要とは致しません。デッキは24時間いつでも自由ですし、いくらでも好きなようにお過ごしください。
- 英語ができないと参加できませんか?
ご心配ありません。基本的に船内アナウンスは英語ですが、いろいろな国籍の方々(英語を母国語としない)が参加しておりますので、かなりゆっくり明確に話してくれます。船内アナウンスは大体が決められたことを話しますので、クルーズ期間中にかなり耳が慣れてくるかと思います。 また、船内レクチャーに関しましては、ビデオやスライドなどにより説明しますので、英語の内容が理解できなくとも、ある程度はビジュアルでお楽しみいただけるかと思います。コースによっては、日本人通訳ガイドが乗船しております。