南極ゆかりの地「西堀榮三郎記念 探検の殿堂」を訪ねて

「南極」と聞くと一般的に思い出すのが南極観測探検隊、昭和基地、タロ・ジロ、犬ぞり、極寒地、大氷山、地球の果て、ペンギン...。
5月に北海道へ<南極ゆかりの地>を探訪(北海道 〜「南極」にまつわる場所を訪ねて〜)した私は、今回、日本の探検家にして発明家で知られ、第一次南極観測隊の南極の越冬隊長として大きな功績を残した西堀榮三郎を記念し、日本人による近代探検の歴史と探検家たちに学びながら、探検に不可欠な<探求心><チャレンジ精神><創意工夫の心><新しい技術の試み>を21世紀を担う若者に広く伝え、探検文化の振興をめざして誕生した「西堀榮三郎記念 探検の殿堂」(滋賀県東近江市)を訪ねました。

トライウエルインターナショナル 田島和江


 

西堀榮三郎の生涯は波乱万丈です。
地球の果てへの地理的探検は、南極から世界の屋根、ヒマラヤの高峰までに足あとをのこしており、探検界のリーダーでした。そればかりか、科学者・技術者として、みずから製造にもたずさわり、品質管理、原子力、海洋と、いずれの分野においても探検的精神をつらぬき、教育者、哲学者でもあったと評価されています。
また、つねに「体験による生きた知識」を得ようと努力した人でした。応用がきく、本当の役にたつ知識は、おっくうがってじっとしていては得られない。かならずそこへ足をはこび、自分の手でさわり、目で見て、匂いをかいだり、時に味わったりして、初めて自分のものになる』という言葉をのこしています。
西堀榮三郎(1903−1989)

西堀榮三郎記念 探検の殿堂のパンフレットより抜粋

西堀榮三郎氏について

 

※写真をクリックすると拡大でご覧いただけます

(写真左から) 近江八幡駅から近江鉄道へ乗り継ぎます/のどかな田園風景がつづいています/2両編成の車両は黄色

八日市駅少し手前の太郎坊宮前駅の出入り口に何と天狗面が!
途中、無人駅が続きましたが、八日市駅は想像以上に立派な駅です 
駅前にある「ちょこっとバス」(名称がカワイイ)乗り場から「探検の殿堂」へ。全線200円
探検の殿堂が湖の向こうに見える。なんとタロとジロがお出迎え。
「西堀榮三郎記念 探検の殿堂」の入口。
弊社トライウエルインターナショナルの「南極・北極パンフレット」もラックにありました。感動!
おなじみの「雪山讃歌」を作詞した人こそが西堀榮三郎氏!知りませんでした...
西堀榮三郎は、何とあのアインシュタインが来日したときの日本ガイドでした!
博物館の武藤さんに館内の説明を伺いました。将来を担う子供達に身近なものから大いに好奇心をもってもらえるような展示やイベントを年間で企画しています。

 

西堀榮三郎記念 探検の殿堂
http://tanken-n.com/

■ 開館時間:09:30−17:00(入館は16:30まで)
■ 休館日:月曜日(国民の休日を除く)
  休日の翌日、年末年始(12月28日から1月5日)、その他、臨時休館あり
■ 入館料:大人300円 子人150円

<アクセス:鉄道・バスの場合>
●JRびわこ線近江八幡駅で乗り換え、近江鉄道八日市駅下車、
                 ちょこっとバス(湖東線)20分、探検の殿堂・味咲館下車。
●車の場合、名神高速八日市ICから約15分

 

探検の殿堂のスタッフである武藤さんには大変お世話になりました。とっても親切に丁寧に館内を案内していただいたばかりか、近隣の観光スポット<近江商人郷土館>までお送りいただきました。

以前、私はこの場所を菊池徹先生※注釈 と一緒に訪問しています。平成6年に完成したようですので、おそらくその後すぐに訪れたのだと思います。その当時も変わらぬ小さな電車で八日市駅にたどり着いたことを思い出しました。突如現れた超モダンな博物館と隣の図書館に圧倒されたことを思い出しました。あれから20年、もう一度この地を訪れることができて幸せでした。

のどかな田園風景とローカル列車の旅も一時の都会の雑踏を忘れさせてくれます。出来ればレンタカーを借りていくことをお薦めします。この地域に残る近江商人屋敷や近江商人郷土館など見所は満載していますよ!

 

※菊池徹先生プロフィール : 北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業。東北大学理学博士号授与。 通産省地質調査所勤務中、南極第一次越冬隊員となり、地質学及び「タロ」「ジロ」たちの犬ぞり担当。北極地域鉱山の調査開発事業に長い年月をつくす。 映画「南極物語」高倉健のモデルとして有名。 昭和41年(1968年)にカナダに移住、2006年4月10日バンクーバーにて永遠の眠りにつく。 当サイトでは「菊池徹の手記」も掲載しています。ご興味のある方は是非ご覧ください。

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