ロングイヤービーンは、スピッツベルゲンの都市で北極クルーズの拠点(出港地)です。まずは町を探索しましょう。炭鉱夫の銅像があるタウンスクエアが町の中心。10分もかからずに主な拠点がすべて歩き回れます。

(写真)町の商店街。白クマのはく製は土産物屋
インフォメーションセンターが一番大きく立派な建物です。このセンター内に博物館が入っています。土産屋も多く、スポーツウエアの店では、豊富な品ぞろえに30〜50%OFFのディスカウント商品も多く、日本で購入するより安いものもあります。スーパーマーケットも品数は多くありますが、物価はかなり高い。マフィンとデニッシュでなんと約400円!
郵便局ではスピッツベルゲン証明書が39NOK(白くまの切手が貼られる)で購入できます。

(写真)インフォメーションセンター
町の中で見かけたのが、カオジロガンの親子。5羽の雛を引きつれ散歩中の姿が、なんともかわいい光景でした。

(写真)カオジロガンの親子
■Longyearbyen(ロングイヤービーン)について

ノルウェースカンジナビア半島から1,000Km、北緯78度の北極圏にあり、スバールバル諸島の行政の中心地であり、管理センターでもある。世界で最も北にある町。人口約1900名。
諸島全体の面積は日本の六分の一ぐらいで、その60%が氷河で覆われている。ホッキョクグマは、国際自然保護連合によって、2006年に絶滅危惧種に登録。スピッツベルゲン島には、地球規模の災害によって地球上の植物が絶滅することを防ぐために「地球最後の日のための種の倉庫」スバールバル国際種保存施設がノルウェー政府により建設されています。2007年3月に着工し約300万種類の種が保管されるとのことです。
【インフォメーション】 |
■インフォメーションセンター
入口からは、何とスリッパに履き替えます。お土産やが充実しており、特に極地文学、スピッツベルゲンの知事による環境保護の情報が豊富です。センター内には必見の「スバールバル博物館」のほか、観光情報事務所、スバールバル観光案内があります。
■必見!スバールバル博物館
スバールバル博物館は1979年に開館し、当初ロングイヤービーンの一番古いとされている場所です。かつては豚小屋の壁に掲示してありました。新しい博物館は2006年4月26日に公式に開館されました。展示は、スバールバルの地質学、自然史、400年の文化史、ロシア人の衣装から17世紀の最初の捕鯨人、ノルウェー人、北極探検家たち、現代における鉱物の採収法、研究、観光まで。展示のテーマは、自然からスピッツベルゲンの生活にいたるまで幅広く展示されています。