知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

2018年11月ご出発の「南極半島&サウスシェットランド諸島11日間/ブエノスアイレス発着パッケージ付」にご参加された浴永さんから体験談と写真が届きました。

ようやく南極大陸に向かうQuark Expeditions社(クォーク社)のOcean Endeavour号(オーシャン・エンデバー号)がアルゼンチンのUSHUAIA港(ウスワイア)を出発した。日本から6日目の11月7日。波が荒いと聞いていたが、天候が良く、ドレーク海峡を楽に通過して約1日半の9日に南極半島の近くの島々の中に入った。

浴永さん南極体験談&写真集

Cuverville Island(クーバービル島)のgentoo Penguin (ジェンツー・ペンギン)ペンギンが集まっているところは、フンで赤茶色。かなり臭い。

ここは南極半島と島々で囲まれているので、波は殆ど無く、穏やかだが、氷と雪の世界。午前中にクーバービル島に頑丈なゴムボート・ソディアックで上陸。3番目に大きいジェンツー・ペンギンの群れが5ヶ所位あった。近寄らなくてもペンギンの方が人間を無視して近くを通ってくれたので、アップ写真を容易に撮ることができた。やはり可愛いが、ペンギンの集団がいついている場所は多量のフンで茶色になっており、結構臭い。どうもそのペンギンのフンを鳥が食べているようだ。極限の世界ではフンも貴重なのだろう。

浴永さん南極体験談&写真集

穏やかな処で、カヤックを楽しんでいる人たち。

午後は待ちに待った南極大陸ネコハーバーへの上陸。自分の足で南極大陸の上に立つことが出来た。捕鯨基地の古い建物が残り、ペンギンの巣窟。ペンギンも人間も同じ程度の適応能力ということか。少し小高いところから、沖合のエンデバー号と大陸のペンギンの群れと私たち人間の群れを一緒に写真に撮った。これで目的はほぼ達成という感じ。

浴永さん南極体験談&写真集

念願の南極大陸に上陸。南極大陸半島のNeko Harbour(ネコハーバー)に上陸して、小山に登り、オーシャン・エンデバー号、ネコハーバーとペンギンの群れの写真。ここの建物は捕鯨基地の名残。

2日目の午前はパラダイス・ハーバーに上陸。何ともない小雪だったが、ソディアックで飛ばすと、ブリザードになる。自分では20分もブリザードの中にいた感じで、結構顔面を雪が叩いたが、ネックゲーターとバラクラバを準備していたので、辛くはなかった。ソックスと手袋はそれぞれ3層にしていたので、手足も暖かった。

浴永さん南極体験談&写真集

小雪の中でもカヤックを楽しんでいる人たち。

午後は、POLAR PLUNGEという0℃の海中飛び込み体験が設定され10人位は参加していたが、71才の私は死亡の危険があるので、遠慮した。皆さん凄い。

浴永さん南極体験談&写真集

Polar Plunge!と称して、海中に飛び込む遊び。海水温はゼロ度付近なので、殆どの人は写真のように直ぐに引き上げて貰うが、中には少し沖合に向かった人もいた。

上がると皆さんガチガチに震えていた。私は死ぬ可能性があるのでパスした。

浴永さん南極体験談&写真集

それ以降も上陸がいくつか設定されたが、老人の私は船内のCAFÉで周囲の氷河を眺めながら珈琲、持参のウォークマンで好きな音楽を聴いて、南極船旅を満喫することが出来た。帰りは少し天候が悪くドレーク海峡ではかなり揺れたが、2日半くらいで予定通り無事USHUAIA港に戻ることが出来た。南極旅行を皆さんにお勧めしたい。

船内のカフェで、船窓から氷と雪の世界を眺めながらウォークマンとノイズキャンセリング機能付きヘッドフォンで音楽を聴いている浴永さん。

コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。