知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

【南極クルーズ】
野生のペンギンに出会うベストスポットのご紹介

情熱的な極地冒険家たちの心をこれほどまでに惹きつける場所、南極。
その魅力は、広大な氷河や雪に覆われた山々の風景だけではありません。多くの人々が南極を目指す理由のひとつが、ペンギン、クジラ、海鳥などの野生動物に出会えることにあります。
ペンギンは南極地域でもっとも数が多い種のひとつです。
「北極と南極、どちらに行くべき?」と悩んだら、このルールを思い出してください——ホッキョクグマを見たいなら北極へ、ペンギンを見たいなら南極へ。南極周辺の南氷洋には、ペンギンが自然のままの姿で多数生息している地域がいくつもあります。
では、【野生のペンギンに出会うためのベストスポット】とは? 
これから、ペンギンに満ちた冒険の計画に役立つ情報をご紹介します。

野生のペンギンに出会えるスポット・トップ4

南極および亜南極地域にはさまざまな種類のペンギンが生息しています。つまり、ペンギンを見に行く冒険の行き先は、ひとつに限られているわけではありません。南氷洋に囲まれた南極大陸は、最大の陸地であり、その周辺地域も含めて、数千羽にも及ぶ大規模なペンギンのコロニー(集団繁殖地)が点在しています。
では、野生のペンギンに出会うためのベストスポットとは?
私たちがおすすめする4つの場所をご紹介します。

  • 1
    サウスジョージア島

サウスジョージア島・ゴールドハーバーに集う大規模なキングペンギンのコロニー
(撮影:デイブ・メロン)

南氷洋の中でも最北に位置する島のひとつ、サウスジョージア島は、ペンギンのコロニーを撮影するのに最適な場所のひとつです。

この島の海岸には、数千羽ものキングペンギンがひしめき合っており、その姿は圧巻です。キングペンギンは約90cmの高さがあり、外見は近縁種であるエンペラーペンギン(皇帝ペンギン)によく似ています。

キングペンギンをはじめ、さまざまな鳥類や野生動物は、下記のツアーでご覧いただけます。

  • フォークランド諸島、サウスジョージア&南極半島20日間
  • フォークランド諸島、サウスジョージア&南極半島(南極圏横断)23日間/ブエノスアイレス発着パッケージ付
  • 2
    フォークランド諸島

フォークランド諸島のカーカス島で、観光客に興味津々のマゼランペンギンたち
(撮影:ニッキー・サウネス)

サウスジョージア島よりもさらに北、南アメリカ大陸の先端沖に位置するフォークランド諸島は、豊かな野生動物が生息する美しい群島です。

このフォークランド諸島は、多くの種類のペンギンをはじめとした野生動物たちの楽園でもあります。ここで見られる主なペンギンの種類は次のとおりです。

  • キングペンギン
  • マゼランペンギン
  • ジェンツーペンギン
  • イワトビペンギン(ロックホッパーペンギン)

これらのペンギンたちは、下記のツアで観察することができます。

  • フォークランド諸島、サウスジョージア&南極半島20日間
  • フォークランド諸島、サウスジョージア&南極半島(南極圏横断)23日間/ブエノスアイレス発着パッケージ付

この旅は、南氷洋を広く巡る壮大なクルーズです。フォークランド諸島は旅の序盤に訪れる寄港地のひとつですので、カメラの準備はお早めに。
なお、フォークランドで見られるのはペンギンだけではありません。この島々には、滅多に見ることのできない種を含む、驚くほど多様な鳥たちが生息しています。

  • 3
    南極半島

南極半島やサウスシェットランド諸島で出会えるジェンツーペンギン

もちろん、ペンギンは南極大陸本土でも観察することができます。特にルメール海峡周辺の地域は、卵を産み、ヒナを育てるために浜辺に集まる大規模なペンギンのコロニーで知られています。

こうしたペンギンたちが数多く暮らす美しい風景を見に行くには、「南極半島&サウスシェットランド諸島11・12日間および14日間」コースへのご参加がおすすめです。

これらのクルーズでは、南極半島を目指しながら極地での航海生活を体験していただけます。ルメール海峡周辺では、極地船から下船し、海岸線のエリアをじっくり探索する機会もあります。
運が良ければ、エクスペディションガイドが海岸近くに暮らすさまざまなペンギンのコロニーを案内してくれるでしょう。この旅で最も出会いやすいのは、ヒゲペンギン、アデリーペンギン、ジェンツーペンギンです。自然の中で暮らすそれぞれのペンギンたちを写真に収めるため、カメラの準備をお忘れなく。

  • 4
    スノーヒル島

スノーヒル島に広がる、数千羽のコウテイペンギンとそのヒナたちの繁殖地
(撮影:クォーク・エクスペディションズ)

「スノーヒル(雪の丘)」という名前から、雪に覆われた山岳地帯を想像されるかもしれませんが、その想像はまさに的中です。この島は、氷に閉ざされたウェッデル海に位置しており、その名にふさわしい場所です。

スノーヒル島は、地球上でも最大級の皇帝ペンギンの繁殖地として知られています。信頼するペンギン専門家によれば、1万羽を超える皇帝ペンギンがこの島の近くで暮らし、遊んでいると予想されています。そのため、スノーヒル島は、世界で最も素晴らしいペンギン観察スポットのひとつであることは間違いありません。

「南極スノーヒル島・皇帝ペンギン探索クルーズ14日間/ブエノスアイレス発着パッケージ付」と題したスノーヒル島への遠征を実施します。この14日間の冒険では、遠く離れた皇帝ペンギンのコロニーを訪れる旅が含まれています。この旅には、ペンギンの専門家、鳥類学者、生物学者、極地史の研究者といったネットワークが同行し、スノーヒル島とその周辺で皇帝ペンギンたちがどのように暮らし続けているのかについて、より深く学ぶことができます。

コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。