知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

行ってきました!
東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム
「南極写真展」

マリンサイエンスミュージアム(左) 写真展のポスター(右)

先日、東京海洋大学のマリンサイエンスミュージアムで開催中の南極写真展に行ってきました。
この写真展では、南極調査で撮影された貴重な写真が数多く展示されています。また、小学生向けにワークショップや講演会も予定されており、南極について楽しく学べる機会が提供されています。

東京海洋大学

キャンパス内の鯨ギャラリー

館内の展示風景

展示には、南極の海に生息する生き物のはく製や標本が含まれており、特にアデリーペンギンと皇帝ペンギンのはく製はひときわ目を引きます。これらは、1956年に日本初の南極観測に参加した随伴船「海鷹丸Ⅱ世」によって捕獲されたものだそうです。南極の厳しい環境と、そこで力強く生きる生命の姿が印象的に伝わってきます。また、ホッキョクグマのはく製も展示されており、別棟にはクジラの骨格標本があり、巨大な海洋生物の迫力を間近で感じることができます。

シロクマのはく製展示

アデリーペンギンと
アザラシ、ミンククジラ

セミクジラの全身骨格

特に興味深かったのは、南極第一次観測隊を乗せた「宗谷」の随伴船「海鷹丸Ⅱ世」が、厚い氷に閉ざされ自力で脱出が困難になった際の「宗谷」と「海鷹丸Ⅱ世」との交信記録が展示されていたことです。この記録から、南極探検の歴史的な一幕を垣間見ることができ、当時の探検隊が直面した苦労や冒険心が生々しく伝わってきます。

さらに、大学キャンパスの一角には、保存されている「雲鷹丸(うんようまる)」が展示されています。この船は1909年から約20年間、練習船として活躍し、1998年に国登録有形文化財、2019年には「ふね遺産」に登録されました。

雲鷹丸

船長から乗組員へ状況を知らせる文書 緊迫状況

海鷹丸模型

南極写真展は9月末まで開催されています。東京・品川駅から徒歩15分の距離にあるこのミュージアムでは、日常を離れ、壮大な南極の世界を感じることができる貴重な機会です。南極の神秘とその魅力を体感しに、ぜひ一度足を運んでみてください。

※全ての画像はクリックすると拡大でご覧いただけます。

Information

東京海洋大学 マリンサイエンスミュージアム
Museum of Marine Science, Tokyo University of Marine Science and Technology

 

◇その他の博物館でも極地に関する展示が開催されています。

群馬県立自然史博物館「北極と南極」 

 

植村冒険館「北極点単独到達」 -植村直己、たったひとりで地球のてっぺんに立つ

 

コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。