知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!
写真:デイビッド・メロン
南極で皇帝ペンギンを見るなら、最も知られている場所はウェッデル海に浮かぶスノーヒル島です。
ここには約4,000組の繁殖ペアが生息し、ヒナを含めると最大1万羽もの皇帝ペンギンが観察できることもあります。雄も雌と同様に子育てを担い、−60℃の極寒や時速200kmの吹雪にも耐えるたくましい生き物です。その堂々とした姿から「ペンギン界の巨人」とも呼ばれています。
スノーヒル島は南極半島東岸沖にある、ほぼ雪と氷に覆われた孤島です。アクセスには砕氷船とヘリコプターが必要で、訪れることができる旅行者はごくわずか。スノーヒル島のツアーを主催するクォーク・エクスペディションズ社は、2004年にこの島への初上陸に成功したパイオニアです。皇帝ペンギンの営巣地を間近で見られる特別な体験ツアーを企画しています。
皇帝ペンギンは3~4月に求愛を始め、5~6月に1つの卵を産みます。メスが餌を求めて海へ出る間、オスは卵を足の上に乗せ、羽毛のひだで包み込み温めます。この間、オスは一切食べず、体重の約半分を失うこともあります。何千羽もの仲間と寄り添いながら命をつなぐ姿は、まさに南極の象徴です。
スノーヒル島で皇帝ペンギンを観察するベストシーズンは10月~11月。氷の状態が安定し、ヒナが孵化して成長し始める時期にあたります。クォーク・エクスペディションズの長年の経験からも、この季節が最も適しています。
スノーヒル島コースは、2026年・2027年にも設定しています。
その他の南極大陸からの営巣地見学コースや、南極点フライト旅行と組み合わせたプランもご用意しています。