知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!
A21社(Antarctic21)より新船「Magellan Discoverer(マゼラン・ディスカバラー)」の続報が届きましたので、ご案内します。
南極大陸へのフライ&クルーズツアーを先駆けてから20年以上が経ち、私たちは今、「マゼラン・ディスカバラー」と共に、南極探検の未来へと歩みを進めています。これはA21社にとって、これまでで最も野心的なプロジェクトです。
現在、チリ・バルディビアのASENAV造船所にて建造中で、2026年12月の就航を予定しているこの最先端の極地船は、A21社(Antarctica21)が20年以上にわたり培ってきた経験と革新の集大成です。今後も進捗状況を随時お知らせしてまいります。次回の更新は2025年7月頃を予定しております。
船体と上部構造の72%以上が組み立てられました。以下の図では、完成した部分と建造中の部分を視覚的に確認いただけます。
船は最終的な位置へと移され、年末の進水に向けた準備が整いました。バウスラスター・トンネル、焼却炉、スライドドア、生ごみ処理装置の設置が完了しています。また、断熱材の設置作業が継続されており、舷窓(ポートホール)、ボイラー、真空処理装置の取り付け作業も引き続き進められています。
船内には電気系統の部品のうち50%以上がすでに設置済みです。ABB社製の操舵モジュールも到着しており、統合に向けた準備が進められています。造水装置も造船所に到着し、設置に向けた準備が進行中です。
主機関(メインエンジン)は製造元のMANエナジー・ソリューションズ社から出荷され、現在造船所へ輸送中です。その間、エンジン到着に備え、機関室内の他の装備の設置がすでに始まっています。