知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

【2023-24年】南極エクスプレス(Ⅰ)
南極半島&サウスシェットランド諸島8日間

日程表で見る、ツアーポイントのご案内

第1日目:プンタアレーナス(チリ)

チリのプンタアレーナスからこの旅行が始まります。この港町はチリの最南端にあり、マゼラン海峡の北沿岸に位置しています。パタゴニアの中で人口が一番多い町で、歴史ある観光名所や博物館などがあります。集合場所はホテルとなり、夕方のディナータイムで簡単なオリエンテーションがあります。集合時間までご自由に町の散策などでお楽しみください。夜、クォーク社主催のウエルカムディナーへ。 

〈プンタアレーナス泊〉

第2日目:フライト&乗船日

プンタアレーナスから南極行きのチャーター機が、ほんの数時間で荒れ狂うドレーク海峡を越え南極へと向かいます。眼下では、私たちが乗船する船がキングジョージ島へと近づいています。航空機がキングジョージ島に上陸すると素晴らしい南極の風景が目の前に広がって圧倒されることでしょう。さあ、航空機を降りたら、足を伸ばし大きく深呼吸をしてみましょう。船が待つ沿岸まで緩やかな坂を歩いてくだります。乗船し、スタッフの紹介を受けると船はすぐに南極半島に向けて出航します。

第3-6日目:サウスシェットランド諸島&南極半島 

南極半島&サウスシェットランド諸島

南極ほど強烈な印象を受ける場所は、世界中でも数少ないと思います。船が白い大陸に近づくにつれ、言葉に言い表すことができないくらい畏敬の念を感ぜずにはいられないでしょう。まずは、船からその光景が飛び込んでくるはずです。船長や探検リーダーが海上から目を離すことはありません。常に南極海に棲む鯨や海鳥達を探しています。見つかるやいなや、すぐに船内アナウンスで皆さんへお知らせします。船内では、南極についての地質や、歴史、哺乳動物などのレクチャーが始まります。 

さらにエキサイティングなのは、毎日の上陸活動です。上陸には、ゾディアックボートが使われます。乗船前には、ゾディアックボートのオリエンテーションがあります。きっと最初の上陸は、忘れがたい思い出になることでしょう。上陸すると、沿岸にいるあざらしやペンギン達の歓迎を受けます。上陸地ごとにちがった顔を見せてくれるのもこの南極旅行の楽しみでもあります。勿論、上陸は天候次第となります。毎回、上陸するごとに新しい発見があり、写真の被写体もいたるところにあります。 

1日はプレノー島で氷山や鯨などをゾディアックボートで追いかけてみましょう。翌日は、あごひげペンギンの営巣地までハイキングをしましょう。ピーターマン島のさまざまな氷山を見学しながら、さらに南下して南極大陸の静寂な場所でキャンプ体験はいかがですか? 毎日が感動の連続です。きっと子供の頃のエキサイティングな日々がよみがえってくることにちがいありません。スタッフは常に皆様の安全を確認しつつ訪問場所へご案内させていただきます。 


第7日目:下船&航空機でプンタアレーナスへ

1週間弱の南極冒険旅行を終えた後、探検リーダーはじめスタッフ達とお別れし、キングジョージ島で下船。ドレーク海峡を越え、約3時間の空路で一路プンタアレーナスへ。一生涯忘れえぬ旅もここプンタアレーナスで終わります。空港からホテルへ送迎後、南極旅行の思い出を語りながら最後の晩餐を楽しみましょう。 

〈プンタアレーナス泊〉

第8日目:プンタアレーナス/解散

ホテルで朝食後、各自解散。プンタアレーナスの空港までの送迎はありません。ご自身で手配をお願いします。 


※日程は、すべて天候や氷海などの状況により異なります。また、日程通りすべてが完了するとは限りません。常に臨機応変さが必要です。南極半島とサウスシェットランド諸島では、200か所ほどの訪問地がありますので、上陸訪問地は事前に確定することができませんのでご了承ください。


地図で見る観光ポイントのご案内 

南極エクスプレス(Ⅰ)南極半島8日間クルーズマップ

プンタアレーナス(チリ)
スペイン語で「砂の岬」という意味。パタゴニア地域の一部であり、南アメリカ大陸の最南端の都市です。

キングジョージ島
サウスシェットランド諸島の中で一番大きな島。観測基地があり、あざらしやアデリーペンギン、ジェンツーペンギン、あごひげペンギンなどが生息しています。

サウスシェットランド諸
英国とアルゼンチンが領土権を主張している場所。各国の観測基地があります。

クーバービル島 
ジェンツーペンギンの営巣地が広がっています。氷河や氷山の素晴らしい景色が堪能できます。ここも南極半島を代表するハイライトとなっています。

デセプション島 
サウスシェットランド諸島の南端に位置する直径約13Km、活火山の島。リング状の形をしており、ネプチューンズベロウと呼ばれる唯一の入り口から海水が入り湾となってます。1967年に噴火が起こりチリ基地や捕鯨会社の残骸が横たわっています。この島では、地中温泉が湧き出していて温泉体験を楽しめます。マカロギペンギン、アゴヒゲペンギン、アデリーペンギン、ジェンツーペンギン、ナンキョクオットセイ、鵜、海燕、フルマカモメなどが生息しています。

ハーフムーン島 
その名の通り三日月の形をしています。あごひげペンギンの営巣地で、他に南極アザラシや南オセグロカモメも生息しています。

リビングストン島 
あごひげペンギン、ジェンツーペンギン、マカロニペンギンなどの営巣地。ウェッデルアザラシ、ゾウアザラシ、ヒョウアザラジなどが生息しています。大きな海燕、アジサシも見られます。

ペンギン島
南極で2種類の植物が見られます。その2種類がここペンギン島にあります。ナンキョクコメススキとナンキョクミドリナデシコです。そのほか、アシカや南ゾウアザラシなどが繁殖期に見られます。

ロバートポイント
ゾディアックボートクルージング場所として最適です。1820年ごろから捕鯨者達の間で知られてきた場所です。あごひげペンギン、ミナミオオセグロカモメ、マダラフルマカモメは、ここで繁殖します。鯨もこの海域には生息しています。

テレフォンベイ
デセプション島の火山の証拠が最近発見された場所です。

タレットポイント
あごひげペンギン、アデリーペンギンの営巣地があります。キングジョージ島の南海岸に位置しています。浜辺では、南ゾウアザラシや、アシカ、ウエッデルアザラシが岩などに寝そべっています。

ウエラーズベイ
ウエラーズベイに行くにはネプチューンベローと呼ばれる狭い水路を通らねばなりません。この湾は、1906年から31年まで捕鯨者達によって使われていました。デセプション島として知られており円形のカルデラ湖です。ペンギンやアザラシなどが見学できます。また、海岸へりには、捕鯨基地の跡が残されています。海岸に目をやればうっすらと湯気があがっており、硫黄の匂いも漂っています。

パラダイス湾 
地球上で最も美しいといわれるこの湾は南極クルーズのハイライトのひとつ。美しいグレイシャーブルーの氷山が連なり、急な岸壁には南極アジサシ、鵜、海燕が巣を作っています。チリのゴンザレス・ヴィデラ基地やアルゼンチンのアルミランテ・ブラウン基地があります。

ピーターマン島 
ルメール海峡の南に位置する島。アデリーペンギンやジェンツーペンギンの営巣地があります。●ポーレット島 1903年に沈んだ南極号のクルー達が建てたバラック小屋が残っています。繁殖期には10万羽にも及ぶアデリーペンギンが生息しています。

ルメール海峡 
左右を約1,000〜1,500mの絶壁に囲まれた幅400〜500mの狭い海峡。水面は全く鏡そのもののように静かで両側の切り立ったフィヨルド風景は息を飲むほどの美しさです。

ポートロックロイ 
イギリスの観測基地として作られた建物は、現在は博物館になっています。館内にはお土産屋があり、郵便局も兼ね備えているのでここから手紙を送ることができます。ジェンツーペンギンの大営巣地です。

ダモイポイント
ポートロックロイがある港の北側口にあります。ここからポストカードを出してみてはいかがでしょうか。

ダンコ島 
長さ1.6kmの小さな島にはジェンツーペンギンが棲息しています。かつての英国基地の小屋が残っています。ユキサヤハチドリなどの多くの海鳥、ミナミオオセグロカモメ、青メ鵜が観察できる。

エンタープライズ島 
ウイルヘルミナ湾に位置しています。島は、捕鯨者達によって利用されていました。島近くにある難破した捕鯨船の周辺をゾディアックボートで巡ります。

メルキオール島 
ダルマン湾に浮かぶ低地島々のうちのひとつで繁殖期の終盤で雄のオットセイが覇権争いの戦いから体力を回復するために浜辺に寝転ぶ姿を観察することができます。

ネコハーバー
グラハムランドの西海岸に位置しています。(南極半島の入り江)20世紀初頭にベルギー探検隊によって発見されました。1911年から24年までスコットランド人の捕鯨基地の為に命名されました。捕鯨船Neko号で使われていたハーバーです。ジェンツーペンギンは、鯨の脊椎骨を風よけとして寄り添っています。アルゼンチンの無人小屋があります。

コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。