知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

2025-26年
【南極フライ&クルーズ】南極エクスプレス(Ⅲ)
南極半島&サウスシェットランド諸島10日間
【プンタアレーナス発】往路:航空機/復路:船
ツアー詳細日程&見どころ

【プンタアレーナス発】往路:航空機/復路:船
往路をプンタアレーナスから出発しドレーク海峡の上を航空機で通過、キングジョージ島からクルーズを楽しみながらウシュアイアへ帰着するコースをご用意しました。南極ではミンククジラやザトウクジラ、流氷の上に浮かぶアデリーペンギンが、南極半島の最北端を目指す皆さんを出迎えてくれるでしょう。

詳細日程のご案内

オーシャン・エクスプローラー号【OE】10日間
​ワールド・エクスプローラー号【WE】10日間の主な日程をご紹介します。

第1日目:プンタアレーナス(チリ)

チリのプンタアレーナスからこの旅行が始まります。この港町はチリの最南端にあり、マゼラン海峡の北沿岸に位置しています。パタゴニアの中で人口が一番多い町で、歴史ある観光名所や博物館などがあります。集合場所はホテルとなり、夕方のディナータイムで簡単なオリエンテーションがあります。集合時間までご自由に町の散策などでお楽しみください。夜、クォーク社主催のウエルカムディナーへ。                                                 〔プンタアレーナス泊〕

第2日目:チャーター機にてキングジョージ島へ/乗船

プンタアレーナスから南極行きのチャーター機が、ほんの数時間で荒れ狂うドレーク海峡を越え南極へと向かいます。眼下では、私たちが乗船する船がキングジョージ島へと近づいています。航空機がキングジョージ島に上陸すると素晴らしい南極の風景が目の前に広がって圧倒されることでしょう。さあ、航空機を降りたら、足を伸ばし大きく深呼吸をしてみましょう。船が待つ沿岸まで緩やかな坂を歩いてくだります。乗船し、スタッフの紹介を受けると船はすぐに南極半島に向けて出航します。

 

第3〜6日目:南極半島&サウスシェットランド諸島探訪

これからが、本当の南極旅行の始まりです。恐らく、一番先に目に入った光景が、南極冒険旅行の始まりのように思われることでしょう。そして、探検家達や旅人達が長い間この南極に魅了されてきたことが徐々にわかり始めてきます。 

私たちスタッフは何度も南極を訪れていますが、毎回何か新しいものや予期せぬ出来事に出会います。つまり、今回の旅行も今までとはまったく違った南極を見せてくれるということなのです。自然界から感じる何か無比なるものなのか、個人的な体験からくるものなのでしょうか?その不思議さを感じ取ってみてください。

毎日、船からゾディアックボートに乗り換え海岸沿いや水路などの周りをクルージングしながら楽しみます。そして上陸地へもこのゾディアックボートを利用します。上陸するとペンギン達の営巣地を見学。いたるところに哺乳動物が見られます。ザトウクジラやミンククジラ、南ゾウアザラシ、ヒョウアザラシを探してみましょう。

小高い丘の上まで、なだらかな雪道を登ると360度視界が開けてきます。この光景の荘厳な山々に酔いしれることでしょう。訪問地のひとつオルンハーバーでは、あごひげペンギンの営巣地を見学します。ペンギンロードをよちよち歩く姿は何とも愛らしいものです。ここではハイキングコースと沿岸の散策組に分かれます。

南極半島では、沿岸をクルーズしながら南極海を体で体験するアトラクションもご用意。勇気ある人は、一生の思い出として南極の海を泳いでみてはいかがでしょうか?もちろん、命綱をつけて南極海へと飛び込みますので安全です。思った程水は冷たくなく、海の中はあたたかです。南極の平和な静けさの中で、ペンギン達が大切な小石の小競り合いで発するうなり声やネコハーバーにある氷河が崩れ落ちる轟きが特に印象に残ることでしょう。大氷河に跳ね返ってさらにエコーが鳴り響きます。

第7〜8日目:ドレーク海峡

ドレーク海峡を越えます。さわやかな南極の空気も徐々に遠ざかり、一生に一度の楽しい思い出だけを胸にウシュアイアへと戻ります。時間は、たっぷりあります。デッキで海鳥や鯨を観察してみましょう。
船内ではまだレクチャーが続いています。又、今回の訪れた上陸地や野生動物などを大型画面で振り返ります。

第9日目:ウシュアイア(アルゼンチン)/下船

探検リーダーはじめスタッフ達とお別れし、ウシュアイアで下船。一生涯忘れえぬ旅もここウシュアイアで終わります。
桟橋からホテルへ送迎後、南極旅行の思い出を語りながら最後の晩餐を楽しみましょう(夕食は含まれておりません)。
〔ウシュアイア泊〕

第10日目:ウシュアイア/解散

ホテルで朝食後、各自解散。

※日程はすべて天候や氷海などの状況により異なります。また、日程通りすべてが完了するとは限りません。常に臨機応変さが必要です。南極半島とサウスシェットランド諸島では、200か所ほどの訪問地がありますので、上陸訪問地は事前に確定することができませんのでご了承ください。                                                                              ※オプショナルツアーは気象状況が許す限り何回も催行されます。 

【プンタアレーナス発】往路:航空機/復路:船
地図で見る観光ポイント

南極エクスプレス(Ⅲ)南極半島&サウスシェットランド諸島10日間【プンタアレーナス発】ルート図

地図をクリックすると拡大でご覧いただけます。

  • プンタアレーナス/チリ(Punta Arenas, Chile)
    スペイン語で「砂の岬」という意味。パタゴニア地域の一部であり、南アメリカ大陸の最南端の都市です。
  • キングジョージ島(King George Island)
    サウスシェットランド諸島の中で一番大きな島。観測基地があり、あざらしやアデリーペンギン、ジェンツーペンギン、あごひげペンギンなどが生息しています。
  • サウスシェットランド諸島(South Shetland Islands) 
    英国とアルゼンチンが領土権を主張している場所。各国の観測基地が設置されています。 
  • ハーフムーン島(Half Moon Island )
    その名の通り三日月の形をしています。あごひげペンギンの営巣地の他に、南極アザラシや南オセグロカモメも生息しています。 
  • リビングストン島(Livingston Islands)
    あごひげペンギン、ジェンツーペンギン、マカロニペンギンなどの営巣地。ウェッデルアザラシ、ゾウアザラシ、ヒョウアザラジなどが生息。大きな海燕、アジサシも見られます。 
  • デセプション島(Deception Island) 
    サウスシェットランド諸島の南端に位置する直径約13Km、活火山の島。リング状の形をしており、ネプチューンズベロウと呼ばれる唯一の入り口から海水が入り湾となっています。1967年に噴火が起こりチリ基地や捕鯨会社の残骸が横たわっています。この島では、地中温泉が湧き出していて温泉体験を楽しめます。マカロギペンギン、アゴヒゲペンギン、アデリーペンギン、ジェンツーペンギン、ナンキョクオットセイ、鵜、海燕、フルマカモメなどが生息しています。 
  • パラダイス湾(Paradise Harbour)
    地球上で最も美しいといわれるこの湾は南極クルーズのハイライトのひとつ。美しいグレイシャーブルーの氷山が連なり、急な岸壁には南極アジサシ、鵜、海燕が巣を作っています。 チリのゴンザレスヴィデラ基地やアルゼンチンのアルミランテ・ブラウン基地があります。 
  • ピーターマン島(Petermann Island) 
    ルメール海峡の南に位置する島。アデリーペンギンやジェンツーペンギンの営巣地があります。 
  • ポーレット島 (Pauret Island)
    1903年に沈んだ南極号のクルー達が建てたバラック小屋が残っています。繁殖期には10万羽にも及ぶアデリーペンギンが生息しています。 
  • ルメール海峡(Lemaire Channel) 
    左右を約1,000~1,500mの絶壁に囲まれた幅400~500mの狭い海峡。水面は全く鏡そのもののように静かで両側の切り立ったフィヨルド風景は息を飲むほどの美しさです。 
  • ポートロックロイ(Port Lockroy)
    イギリスの観測基地として作られた建物は、現在は博物館になっており、お土産屋があり、郵便局も兼ね備えているのでここから手紙を送ることができます。ジェンツーペンギンの大営巣地です。 
  • ヌーメア海峡(Neumeyer Channel) 
    南極観光のハイライトのひとつ。アンバース島とウィンケ島の間に位置する海峡で息を飲むほど美しい景観です。 
  • ネコハーバー(Neko Harbour) 
    ベルギー隊により20世紀初頭に発見されました。沿岸には、ジェンツーペンギンの営巣地があります。 
  • アンバース島(Anvers Island) 
    ベルギーの町アントワープの名に由来しています。米国のパーマー基地が、一年中海洋エコシステムの研究をしています。 
  • ドレーク海峡(The Drake Passage) 
    フランシス・ドレークにちなんでつけられた海峡。この海域では、鯨や海鳥達がよくみられます。 
  • ウシュアイア/アルゼンチン(Ushuaia, Argentina) 
    アルゼンの最南端ティエラデルフェゴの都市。南極に最も近い世界最南端の町です。 

コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。