知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!
プンタアレーナスから南極まで往復「757ボーイングジェット旅客機」を利用。楽々南極大陸に到着します。気候や小型航空機の準備が整い次第、皇帝ペンギン営巣地に向けて出発します。南極大陸での短い滞在を思う存分楽しんで下さい。
【南極大陸】皇帝ペンギンに出会える旅9日間【EM1~2】の主な日程をご紹介します。
【南極大陸に向けての準備】出発予定の3日前までにプンタアレーナス到着してください。
◎プンタアレーナス集合
コース開始日の3日前までにプンタアレーナス(チリ)に到着してください。
プンタアレーナスに到着しましたらALE事務所へご一報ください。
出発前までの準備日となります。
◎フライトに向けての準備
出発前日は、フライトに向けての準備で忙しい1日となります。
ALE事務所にて、オリエンテーションがあります。オリエンテーションでは、出発便の航空機搭乗に関する諸注意と南極大陸内の天候についての最新情報、また南極大陸内のキャンプ地の諸注意などをご案内いたします。レンタル防寒服一式のサイズ合わせの時間もあります。また、質疑応答の時間がございます。説明会前後に、南極大陸行きにふさわしい衣類や持ち物などに不備がないかどうかリストに沿ってチェックをさせていただきます。また、お客様の荷物の重量チェックをさせていただきます。(重量制限30kg)
その後、航空機の受託荷物として預からせていただきます。
(一旦、荷物を預けますと南極大陸まで取り出すことができません。貴重品やプンタアレーナスでの必需品、防寒服一式などは手荷物として別に保管してください。)
出発前に、南極大陸の最新情報をお知らせします。ユニオン・グレッシャーキャンプ地行きのフライト気象状況が良好であれば、専用バスにてホテルより空港にご案内します。
(一時間以内にご案内致しますので宿泊ホテルにて待機していてください)
空港では通常のレギュラーフライト同様、セキュリティー、正式な通関手続きが行われます。
※すべての手荷物検査はX線を通して行われます。手荷物には刃物類,危険物などの持ち込みが禁止されております。機内では、フライトアテンダントによる、安全ベルトなどの機内のご案内がございます。
プンタ・アレーナスからユニオン・グレッシャーへの飛行時間は約4時間半です。ドレーク海峡を越え、南緯60度の南極収束線を通過し、南極半島の西側とエルスワース山系に沿って一路南極大陸へ。標高約750mのユニオン・グレッシャーに到着。着後専用車にて8Km離れた宿舎(キャンプ)へと向かいます。
【宿泊:ユニオン・グレッシャーキャンプ】
ユニオン・グレッシャーキャンプでは、心地よい快適な宿泊施設が整っております。宿泊は、テントとなりますが、テント内にはシングルサイズのベッドが2つ。2名様利用で1つのテントとなります。その他に広いダイニングテントには、新鮮な食材を使った食事をご用意。
厳しい南極の環境にあった施設が施されています。オープンシーズンは、南極の夏期11月から1月までとなりシーズン終了後には、すべて撤去し跡形もない自然へと戻します。
◎午前中オリエンテーション
南極大陸での環境、安全について、大陸での時間、ウエッデル海への天候や最新情報について、又これからのキャンプにおける活動内容や日程についてご案内致します。気象状況にもよりますが、午後の自由時間は、キャンプ地周辺のエクスカージョンにご案内いたします。どのコースを選ぶかは、ガイドが現地の状況を見ながらお知らせいたします。
◎訪問地
気候や小型航空機の準備が整い次第、皇帝ペンギン営巣地に向けて出発します。南極大陸での短い滞在を思う存分楽しんで下さい。素晴らしいこの大陸の荘厳さと静けさは、地球上どこを探してもありません。
気象状況によっては、ユニオン・グレッシャーキャンプ地でフライト待機せざるおえない場合もあります。その場合は、随時、担当スタッフがキャンプ地での活動内容をご案内いたします。
◎営巣地へのフライト
朝食後、最終気象チェックがパイロットとガイドによって確認された後、出発となります。飛行時間は、約4時間です。
ロンネ棚氷やバークナー島を越え、沿岸沿いに飛行して棚氷の端に降り立ちます。ここで給油します。天候が悪化した場合には、この場所でキャンプすることもあります。そろそろペンギン達の集団が見えてきました。パイロットやガイドが条件の良いキャンプ地を決め、指定場所へ移動します。到着するとガイドが着陸した周辺の安全を確認しキャンプ地の設営を行います。南極大陸内の諸注意や環境についての説明があります。
※出発に際し、寝袋,食料装備一式と共に飛行しますが、万が一天候が急変した場合、途中で着陸してキャンプすることも考えられます。南極大陸では、南極の気象状況が予測できません。スタッフの指示に従い行動していただきます。
◎営巣地
数日間、この営巣地近くに拠点を置きます。キャンプ地から営巣地まで2~3キロ離れています。ポール、橇をご用意しますので、カメラなど必要最低限のものを積み、歩いてコロニーへ向かいます。皇帝ペンギンや雛には、規定通り5メートル以上離れて思う存分に観察してみましょう。毎日が新しい発見で感動の連続です。子を守るウエッデルアザラシや皇帝ペンギンの雛たちが集まるクレイシ、産毛が生え変わる姿の雛たち、皇帝ペンギンに交じっておどけたアデリーペンギン、棚氷の白さで消えてしまいそうな真っ白な南極ミズナキドリの姿にも遭遇することでしょう。そのユニークな姿や行動は、何時間眺めていても飽きないほどです。環境に充分配慮した上で観察します。太陽は24時間沈みません。ガイドは食事時間を参加者の行動を確認しながら準備をします。また、毎日、ユニオン・グレッシャーキャンプ地との交信をとりながら安全確認と帰りのフライトの状況をチェックします。
【フィールドキャンプ】
皇帝ペンギンコースのフィールドキャンプは、簡素な宿泊施設となります。設備はすべて軽量でありポータブルタイプですが、南極の強い風に充分耐えられるようなものが選ばれています。宿泊は、山用テントとなり、食事は、冷凍食品となり水やお湯を温めたて注いでできる食事となります。専門スタッフがご用意させていただきます。
◎ユニオン・グレッシャーキャンプ地へフライト
充分にご満足いく写真などが撮られたのち、そろそろ、営巣地付近のキャンプ地を離れ、天候状況を見ながらユニオン・グレッシャーへ小型航空機で戻ります。
※ユニオン・グレッシャーに戻るフライト日は、プンタアレーナスからの航空機がユニオン・グレッシャーへ向かう準備が整った頃となります。途中、バークナー島で給油しながらユニオン・グレッシャーに戻ります。到着後、ユニオン・グレッシャーキャンプ地で、祝宴ディナーとコロニーでの写真達成感に祝杯です!人生の中の大きな出来事として一生涯忘れえぬ日となることでしょう。
写真提供:ALE/Igor and Lana Rechitsky,David Rootes,Russ Hepburn、B&C Alexander