知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

フォークランド諸島、サウスジョージア&南極半島クルーズ20・21日間
2024-25年ツアー詳細日程&見どころ

究極の南極クルーズを満喫!南極アドベンチャー旅行で「すべてを見てみたい」と望むのであればこのコースはうってつけです!南極半島での景勝地クルーズやハイキング。また、フォークランド諸島やサウスジョージア島では、固有の野生動物の見学があります。広大な景観や今までに見たこともないような野生動物の観察のチャンスや歴史的な遺跡見学も含まれているコースです。  

 

詳細日程のご案内

オーシャン・エクスプローラー号【OE】20日間
シーベンチャー号【SV】21日間の主な日程をご紹介します。

ウシュアイア(アルゼンチン):【OE】第1日目【SV】第1-2日目

ウシュアイア到着後、各自でホテルへ。
ティエラ・デル・フエゴ群島にあるウシュアイアには多くの店や博物館、コーヒーショップやレストランが観光客を魅了しています。 大きなアルゼンチンステーキやシーフード料理、美味しいチョコレートなどここでしか味わえない名物料理も楽しみのひとつです。また、近くには国立公園や山々が聳えアウトドアにも好立地にあります。ご自由にお過ごしください。

〔ウシュアイア泊〕

乗船日:OE】第2日目【SV】第3日目

乗船時間が近づくにつれ興奮度が高まることでしょう。スタッフも同じ気持ちで皆様とお会いすることを楽しみにしております。これからスタートする旅は、今まで夢にまでみてきた事が現実になるはじまりです。

※【SV】21日間コースは、ウシュアイアでの滞在が一日長くなり、3日目が乗船日となります。

海上:OE】第3日目【SV】第4日目

海上での過ごし方もさまざまです。ライブラリーには、多くの極地本も揃っていますので、極地の写真集を眺めたり、バーで他の仲間達と旅談議に花を咲かせたり、デッキで過ごすなど、ご自由におくつろぎください。船内では、スタッフによるレクチャーがはじまります。

フォークランド諸島(マルビナス諸島):OE】第4-5日目【SV】第5-6日目

フォークランド諸島は、2つの島から形成されています。東島と西島をゾディアックで毎日上陸して探検します。とくにポートスタンレーは、開拓型の雰囲気を醸し出している町であることがわかるはずです。島の中でも一番多くの移住者が住みついた町です。英国の辺境地に入植地にした頃のパブや教会、博物館を巡ってみてはいかがでしょうか。

カメラを持ってフォークランドの野生動物を観察したり、数種類のペンギンや固有の鳥などの見学にでかけましょう。フォークランドのフナガモも興味深い鳥です。ポートスタンレーの訪問は自由散策となります。今までにないほどの思い出となることは間違いありません。

海上:OE】第6-7日目【SV】第7-8日目

サウスジョージア島へ向かう途中に南極収束線を越えます。この海域は、目には見えませんが生物学上の境界線となっています。多くのオキアミや海洋生物、ザトウクジラなどが棲息している場所です。

サウスジョージア島:OE】第8-11日目【SV】第9-12日目

かつての捕鯨やアザラシ狩りの全盛期の形跡をいたるところで見ることができます。この地で鯨やアザラシを捕獲した為に、数も大幅に衰退してしまったわけですが今日では数も増えており、その姿を巨大なルッカリーで観察することができます。特にサウスジョージア島では、歴史的遺跡に注目してみたいと思います。 このグリットビッケンに葬られた、かつてのイギリスの探検家、アーネスト・シャクルトンの墓があります。この場所は、かつての捕鯨基地でもありました。現在では、科学基地や博物館があります。

この島、サウスジョージアの歴史を船内でも専門家から学びましょう。極地のガラパゴスとしても例えられるように野生動物の珍しい光景を目にすることができます。上陸ごとに野生動物の新たな不思議さに目をみはることでしょう。ある上陸地では、海岸をぶらついているキングペンギンが最初に目に入ると思いますが、これは巨大なる営巣地であることがすぐに見てとれることでしょう。凡そ数万羽のキングペンギンの王国の中に入っていきます。場所を変えると大きな身体をしたゾウアザラシやアザラシが一緒に棲息しています。ざっと数千頭はいると思われます。サウスジョージア島の沿岸や山々、草地は繁殖を促す上でとっても重要な役割を担っています。海鳥や動物の種の生存には欠かせません。この島での野生生物や海鳥などについてさらに船内の専門家から学びましょう。

海上:OE】第12-13日目【SV】第13-14日目

船内では、これから向かう南極についてのレクチャーが始まります。南極の歴史や地質について、各地で見られる固有の生物などについて学べるチャンスです。天候の状況にもよりますがサウスオークニー諸島での上陸が、南極での足跡を残す一歩になるかもしれません。

サウスシェットランド諸島&南極半島:OE】第14-17日目【SV】第15-18日目

白い大陸への上陸に対する一般的なリアクションは威厳と畏敬の感覚を抱かせるようです。この感覚は言葉には表すことができません。南極そのものの凄さを肌で感じ取ることができるのです。それは、完全なる静寂と孤立さの中で感じ取る瞬間と一方、コミカルな行動をとるペンギン達の姿で思わず顔がほころぶのも事実です。

氷上ハイキングや科学基地の訪問、アザラシやペンギン達と戯れることは毎日の活動となり、毎回可笑しさにシャッターを押し続けることになるでしょう。また、オプショナルツアーとしてカヤックもお楽しみいただけます。(予約は、クルーズ予約時にお申込みください)海面から眺める南極の景観はさらに感動していただけます。または、イベントとして南極の海を泳いでいただけるチャンスもクルーズ期間中にあります。

ドレーク海峡通過:OE】第18-19日目【SV】第19-20日目

2週間以上もの期間、出会った野生動物達との思い出を胸に、船は、ドレーク海峡を越えウシュアイアへと戻ります。

ウシュアイア(アルゼンチン)/下船:OE】第20日目【SV】第21日目

船内で朝食後に下船。船員やスタッフ、仲間たちに別れを告げ各自帰国の途へ。

あくまで概略コースとしての日程となります。正確なルートやプログラム(活動日程)は、氷や天候により異なります。また、遭遇する野生動物も同様です。このユニークな探検の成功の鍵は、臨機応変な柔軟さにあります。

地図で見る観光ポイント

オーシャン・エクスプローラー号【OE】

シーベンチャー号【SV】

地図をクリックすると拡大でご覧いただけます。

  • ウシュアイア・アルゼンチン(Ushuaia, Argentina)
    アルゼンチンの最南端ティエラデルフェゴの都市。南極に最も近い世界最南端の町です。
  • フォークランド諸島(Falkland Islands)
    スペイン語でマルビナス諸島。南大西洋に幅257Kmm、長さ136kmの海域に散らばる200以上の島々で形成され、南極収束線以北、冷涼で風が強い地域です。鳥類約65種(ペンギン:キングペンギン,ジェンツーペンギン,マカロギペンギン,イワトビペンギン,マゼランペンギン アホウドリ、フルマカモメ、トウゾクカモメ、ヒメサヤハシ、チドリ)や、ヒョウアザラシ、ミナミアメリカオットセイ、アシカなどの哺乳動物,顕花植物約150種が生息しています。
  • サウスジョージア島(South Georgia Island)
    かつては、捕鯨基地として栄えたが、現在の主な収入源は、イギリスで発行される郵便切手と漁業です。
  • サウスシェットランド諸島(South Shetland Islands)
    英国とアルゼンチンが領土権を主張している場所。各国の観測基地が設置されています。
  • デセプション島(Deception Island)
    サウスシェットランド諸島の南端に位置する直径約13km、活火山の島。リング状の形をしており、ネプチューンズベロウと呼ばれる唯一の入り口から海水が入り湾となっています。1967年に噴火が起こりチリ基地や捕鯨会社の残骸が横たわっています。この島では、地中温泉が湧き出していて温泉体験が楽しめます。マカロギペンギン、アゴヒゲペンギン、アデリーペンギン、ジェンツーペンギン、ナンキョクオットセイ、鵜、海燕、フルマカモメなどが生息しています。
  • ハーフムーン島(Half Moon Island )
    その名の通り三日月の形をしています。あごひげペンギンの営巣地の他に、南極アザラシや南オセグロカモメも生息しています。
  • リビングストン島(Livingston Islands)
    あごひげペンギン、ジェンツーペンギン、マカロニペンギンなどの営巣地。ウェッデルアザラシ、ゾウアザラシ、ヒョウアザラジなどが生息。大きな海燕、アジサシも見られます。
  • パラダイス湾(Paradise Harbour)
    地球上で最も美しいといわれるこの湾は南極クルーズのハイライトのひとつ。美しいグレイシャーブルーの氷山が連なり、急な岸壁には南極アジサシ、鵜、海燕が巣を作っています。チリのゴンザレスヴィデラ基地やアルゼンチンのアルミランテ・ブラウン基地があります。
  • ピーターマン島(Petermann Island)
    ルメール海峡の南に位置する島。アデリーペンギンやジェンツーペンギンの営巣地があります。
  • ポーレット島(Pauret Island)
    1903年に沈んだ南極号のクルー達が建てたバラック小屋が残っています。繁殖期には10万羽にも及ぶアデリーペンギンが生息しています。
  • ルメール海峡(Lemaire Channel)
    左右を約1,000〜1,500mの絶壁に囲まれた幅400〜500mの狭い海峡。水面は全く鏡そのもののように静かで両側の切り立ったフィヨルド風景は息を飲むほどの美しさです。
  • ポートロックロイ(Port Lockroy)
    イギリスの観測基地として作られた建物は、現在は博物館になっており、お土産屋があり、郵便局も兼ね備えているのでここから手紙を送ることができます。ジェンツーペンギンの大営巣地です。
  • ドレーク海峡(The Drake Passage)
    フランシス・ドレークにちなんでつけられた海峡。この海域では、鯨や海鳥達がよくみられます。
  • フォーチュナベイ(Fortuna Bay)
    サウスジョージアの北に位置し、長さ4.8Km、幅1.6Km の広さの海岸線。1904−5年にサウスジョージアのグリットビッゲンに最初の捕鯨基地を建設した場所です。
  • グリットビッゲン(Grytviken)
    サウスジョージアの英国地区の中心地。1902年にスゥエーデンの調査隊によって名づけられました。また、英国のアーネスト・シャクルトンが眠るゆかりのある場所で知られています。
  • ゴールドベイ(Gold Bay)
    サウスジョージアの東にあり、8Kmほどの小さな湾です。キングペンギン、ジェンツーペンギン、ゾウアザラシなどが観察できます。
  • ソールズベリー平原(Salisbury Plain)
    20万のキングペンギンの営巣地。サウスジョージアの北海岸に位置しています。サウスジョージア島では、キングペンギンのブリーディングサイトとしてよく知られています。  

コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。