2015.10.01
南極アイスマラソン主宰者リチャード・ドノバン(Richard Donovan)氏がアメリカ横断ラン(Trans North America RUN)でニューヨークに2015年9月6日日曜日(現地時間)正午にゴール!

(写真)ゴール地点でメダルを手にするリチャードとアルビン
5月中旬よりアメリカ横断ランを始めたアイルランドの伝説の走者リチャード・ドノバン(Richard Donovan)は、9月6日、バイクポリスの先導を受けてニューヨークマンハッタンのバッテリーパークに到着。長い長い道のり5000Kmのアメリカを3か月半弱で走り抜け、ゴール間際で待ち構えていたアルビン・マシューズ(Alvin Matthews)と共にテープを切りました。
毎日、6,70Kmを走り続けたその精神力と強靭なる体力はどこからやってくるのでしょうか。多くの心暖かなる人々に支えながら日々、その様子をフェイスブックにアップ。その声援がきっと大きな力になったことは確かでしょう。それでも普通の人には絶対に真似できないことです。
今回の走る目的は2つ。一つは、昨年、南極マラソンに参加したアルビン・マシューズ(Alvin Matthews)が、2014年不慮の事故で半身不随となり車いす生活になったためのチャリティーイベント。そしてもう一つが今年11月から予定している南極横断ランのトレーニングです。
さまざまな困難に会いながらも完走したリチャード。その一部始終を友人達が見守っていました。私もその感動を共有したくて、ここニューヨークまで飛んできました。ゴール寸前には、足にできた水泡がさらに悪化し痛みをこらえながらの完走でしたが、私達の前には苦しい姿を一切見せませんでした。
写真で見るアメリカ横断ラン ※クリックすると拡大でご覧いただけます
(写真1段目左から)
- 42ndストリートからマンハッタンの南端にあるバッテリーパークまで約8Kmのランニングコースをハドソン川沿いに歩きました。約1時間半ほどかかりましたが、眺めが最高で気分爽快でした。休日の為か多くのランナー達が走っているのにびっくりしました。
- 対岸のニュージャージー州の高層ビルを眺めながら歩きました。散歩している人も多くみかけました。
- キャスルクリントン・ナショナルモニュメントの近くが最終ゴールです。
- このモニュメントのすぐ近くが最終ゴール。この前で来年南極アイスマラソンに参加するベッカと出会いました。やはりリチャードのファンがお祝いにボストンから駆け付けたひとりでした。2016年1月に南極アイスマラソンに参加を楽しみにしているとのことでした。
(写真2段目左から)
- アルビンが車いすで待ち構えています。リチャードがゴールする前にベッカ夫妻と共に記念撮影。
- リチャードがゴール!記念撮影。
- TVのインタビュー風景。
- リチャードとバイク警察の人たちと記念撮影。私もスタッフお揃いのTのシャツ姿となりました。ニューヨークの警察隊はとってもクール!
(写真3段目左から)
- アルビンと一緒に記念の一枚。私は2013年に、アルビンは2014年11月に南極アイスマラソンに参加しました。今年はリチャードを応援しにカルフォルニアから駆け付けたとのこと。
- その後バッテリーパークを後にワールドトレードセンター(中央正面のビル)へと向かいました。グランドゼロに建てられ、2014年11月に開業しました。
- ツインタワーの跡地には、大きなプールのモニュメントができており、手すりには亡くなった人たちの名前が刻まれていました。その隣には記念博物館があり、大勢の人たちが入口で列を作っていました。9月11日のイベントが今年も行われました。
- 何やら 9.11前のイベントでしょうか。ワールドトレードセンター前でこんな風景にも出会いました。
リチャード・ドノバン氏と一緒に南極を走ろう!
2016年度の南極アイスマラソン |