知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

冬の北極圏「スピッツベルゲン」で極夜を体験しよう!

スバールバル諸島は、日本の九州とほぼ同じ面積。行政の中心となるスピッツベルゲン島ロングイヤービーンには、人口約2,950人が暮らしています。北緯78度にあるため、一年の中で白夜と極夜がそれぞれ4ヶ月ずつあります。なかでも「極夜」では、まったく明るくなることがない期間が何と2ヶ月以上も続きます。
そこに暮らす人たちは、どんな暮らしをしているのでしょう?

行ってきました!冬のスピッツベルゲン

北極 スピッツベルゲン

町のメインストリート。午前中だというのに暗いがショップはオープンしている。

ロングイヤービーンに到着 

2014年10月末、成田からコペンハーゲン経由オスロへ向かい、オスロに一泊。翌日、オスロからトロムソ経由でスバールバル諸島の玄関スピッツベルゲン島ロングイヤービーンに到着しました。
この時期は、日の入り11時半ごろ、日没が1時半過ぎ。北緯78度にあるため、極夜は10月中旬ごろから始まっており、わずか2時間程度しか明るい時間はありません。その「明るい時間」も、実際はほとんど曇空なので「夕方」の感覚です。風もあり、とっても寒いのですが、この寒さが心地良く感じられて不思議です。


町の一番奥、丘の上ある眺めの良いスピッツベルゲンホテルを予約したので、そこまで歩くことにしました。街中に人はほとんど見かけません。家々から漏れる明かりがとっても眩しく感じます。窓はどの家も大きく、中を覗くとパステルカラーの壁やインテリアが暖かい印象的です。どの家もオフィースまでも、競うように白クマのぬいぐるみが飾ってありました。
この時期は道路が氷ついており、私は冬用のスパイク付きの靴を履いて歩きましたが、高台のホテルまで辿りつくのは大変でした。冬のロングイヤービーンに行くなら、街中のホテルをおすすめします。

(写真)ロングイヤービーンの町。午前10時だというのにまだまだ暗い。

 

ロングイヤービーン市内観光

2日目に市内観光に申し込みしました。お客がいないので、ノルウェー人のガイドは私専属です。ふさふさの髭を蓄えたガイドの男性は毛皮の暖かそうな帽子をかぶって迎えにやってきました。


ロングイヤービーンの人口は2,950人、42カ国からやってきた人々からなる国際色豊かな町で、さまざまな言語が飛び交っているようです。
共通語は英語。幼稚園から英語を教えており、幼稚園3つ、小学校から高校まであり、勿論、大学もあります。学校教育は、すべてIT化が進んでいて、全員がipadなど最先端の教育や室内スポーツも盛んなようです。また、老人や病人もいない。犯罪もほとんどない平和な町とのこと。若いファミリーが多く、全員が働いています。因みに日本人は2年前より3人が住んでいるそうです。

(写真)一番古い初期の郵便局。よーくみると郵便のマークが見える。

 

町のメインストリートには、土地柄多くのスポーツウエアショップがあります。値段はほぼ日本と同じですが、おしゃれでカラフルなウエアが多いと感じました。スーパーマーケットはコープがひとつだけ。生活に必要なものはほとんどここで揃います。

町の郊外には気象や大気の研究するための巨大なレーダーが設置されていました。7カ国(フィンランド、中国、ドイツ、日本、ノルウェー、スウェーデン、英国)により研究がなされています。つまり、このロングイヤービーンは、観光と研究の町なのです。
2008年2月26日にオープンした「種の保存庫」も観光客にとっては有名です。残念ながら内部の見学はできませが、現在、地球上にある50万種以上の種が地下150mに保存されています。

(写真)墓地には鉱山で亡くなった人たちが眠いる。

氷の洞窟探検ツアー

滞在3日目に「氷の洞窟探検ツアー」に参加してみました。氷の洞窟への約5時間のツアーでした。
氷河の中の洞窟探検は、ちょっと体力が必要です。防水性のズボンや登山靴、それなりの服装の準備が必要だと感じました。アイゼンは貸してくれます。

雪山を450mほど登ります。雪山を歩くので、とっても歩きづらかったです。でも苦労して登る価値のあるツアーだと思います。ハイキング好きな中高年には、きっと満足いただけると思います。小さな穴の中へ、ハーネスをつけて下ります。4〜5mほど降りるとまた、とっても狭い穴があいていて、体を右往左往しながら、ときには這いつくばって暗闇を進みます。大柄なヨーロッパ人の体にはちょっと酷な洞窟です。さらに奥へと進むと周りはすべて凍りついていて、自然にできたクリアーな氷の芸術作品で囲まれます。上を覗くとつららや不思議な空間が広がっていて素晴らしい世界です。ヘルメットにライトをつけておりるのですが、これがなければ真っ暗な世界です。10人ほどのツアー参加者がいるので、怖くはありませんが、匂いも音もない世界。勿論、動物もいません。一人では、けっして入ることができない暗闇の世界です。夏になると氷がとけて相当な水量が流れるようで。勇敢な若者は、この狭い場所の中をカヤックで下る人たちもいるとか。

(写真)氷の洞窟はこの小さな穴から入る。

ロングイヤービーンで楽しむ冬のアトラクション

犬ぞりで郊外に出かけるツアーなどもあります。少し、町から外れると野生のトナカイにも出会います。夜にはオーロラツアーもあります。今回は残念ながら、ツアーに参加しても見ることが叶いませんでしたが、オーロラツアーに参加しなくとも、オーロラは町の夜空で見ることができると感じました。

また、冬のスピッツベルゲンでは、様々なイベントが町の至る場所で開催されています。今回はその狭間に行きましたので、残念ながら見られませんでしたが、イベントに合わせて旅行日程を組めば、さらにスピッツベルゲンの冬の魅力を満喫できることと思います。

※掲載の写真は、クリックすると拡大でご覧いただけます。

冬のスピッツベルゲンの楽しみ方:オプショナルツアーのご案内

オプショナルツアーはすべて、スピッツベルゲントラベル主催となります。
詳しくは、下記のウェッブをご覧ください。
http://www.spitsbergentravel.com/start/Adventures/winter-excursions/

予約先: 

 

Phone.: +47 79 02 61 00
Fax: +47 79 02 61 01
Email: info@spitsbergentravel.no

極北のワイルドな世界で過ごす夕べ:NOK995(約14,000円)

 

極北のワイルドな世界で過ごす夕べ
  • 実施期間:通年2月〜5月/日曜日(変更になる場合もあります)
  • 時間:約3時間
  • NOK995(約14,000円)料金に含まれるもの:ホテル⇔ロッジ間の送迎/夕食(飲み物付)
  • ご予約先:Call +47 7902 6100

 

 

神秘な世界をスノーシューで散策:NOK850(約12,000円)

神秘な世界をスノーシューで散策
  • NOK850(約12,000円)
    料金に含まれるもの:往復の送迎/ブリーフィング/スノーシュー/ストック/ヘッツドランプ/暖かい飲み物/ガイド 
    ※氷河の上を歩くこともあります。
  • ご予約先:Call +47 7902 6100

 

 

犬ぞりツアー:NOK1,290(約18,000円)

 

犬ぞりツアー
  • NOK1,290(約18,000円)※催行日の22日前からキャンセル料が発生します。その他、詳しくはお問い合わせください。
  • ご予約先:Call +47 7902 6100

 

 

氷の洞窟探検ツアー(スノーシュー付き):NOK730(約10,000円)

氷の洞窟探検ツアー
  • 所要時間:約5時間
  • 恐怖症の方には適しません
  • NOK730(約10,000円)料金に含まれるもの:ホテルまでの送迎/スノーシュー/ヘルメット/ヘッドランプ/暖かい飲み物/ビスケット/ガイド
  • 予約先:Call +47 7902 6100

 

 

オーロラ・ハンティング:NOK695(約9,800円)

オーロラ・ハンティング
  • NOK695(約9,800円)料金に含まれるもの:ホテルまでの送迎/オーロラ鑑賞地となるCamp Barentzまでの送迎/暖かい飲み物/スナック/プレゼンテーション
  • ご予約先:Call +47 7902 6100

 

 

雪上車で行くオーロラサファリ:NOK495(約7,000円)

雪上車で行くオーロラサファリ
  • NOK495(約7,000円)料金に含まれるもの:ホテルまでの送迎/暖かい飲み物/ビスケット/ツアーリーダー
  • 予約先:Call +47 7902 6100


 

オーロラ鑑賞パッケージ:NOK3,490(約49,000円)から

オーロラ鑑賞パッケージ
  • オーロラ・ハンティング/実施期間:2015年10月15日〜11月15日 
  • 雪上車で行くオーロラサファリ/実施期間:2015年11月27日〜2016年2月15日 
  • NOK3,490(約49,000円)から料金に含まれるもの:オスロ⇔ロングイヤービーン往復の航空券/到着日により選択できるオーロラツアー


 

北極で過ごすクリスマス&ニューイヤーイブ・パッケージ:NOK5,990(約84,000円)から

北極で過ごすクリスマス&ニューイヤーイブ・パッケージ
  • NOK5,990(約84,000円)から
    料金に含まれるもの:ホテル宿泊代/スノーモービルで行く極夜サファリ/ボルターダーレンでの犬ぞり体験/オーロラ鑑賞/その他イベント参加
    ※宿泊数や宿泊先により料金が異なりますのでお問い合わせください。また、航空券が含まれる場合も料金が異なります。
    ※詳細日程は下記をご参照ください。

    http://www.spitsbergentravel.com/Global/.com/Spitsbergen_Travel_Christmas_New_Years_Eve_Program.pdf

 

 

極地ジャズフェスティバル・パッケージ:NOK3,590(約50,000円)から

 

極地ジャズフェスティバル・パッケージ
  • 開催時期:2016年2月4日〜2月7日
  • NOK3,590(約50,000円)から
    料金に含まれるもの:Coal Miners Cabinホテル宿泊代/ジャズフェスティバル入場券/トロムソ⇔ロングイヤービーン航空券
    ※ホテル宿泊数やオスロ又はトロムソ発着により料金が異なります。

世界一周チケットで北極も南極も!地球まるごと楽しもう

〜ワンシーズンで行く北極・南極の旅はいかが?〜
極夜の北極&南極の夏を満喫!地球の極地を極める旅

 

モデルコース : 総額概算額 約146万円〜


≪北極旅行≫ スバールバル諸島スピッツベルゲン3泊4日間 

≪南極旅行≫ 南極半島クルーズ12日間   

コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。