知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

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2009年〜2010年にかけて2カ月間を南極圏の船上で生活し、南極ツアーの通訳兼アドベンチャーコンシェルジェとして活動していた坪倉さんが、<南極の魅力>をご紹介します。

坪倉 祥恵 さんプロフィール


南極半島、フォークランド諸島&サウスジョージア諸島
19日間クルーズのハイライト

ペンギン好きにはたまらない!
たくさんのペンギンに出会う旅

19日間という長丁場のこのツアーのハイライトは、何と言っても「フォークランド諸島」と「サウスジョージア諸島」でしょう。

 

まず、フォークランド諸島

ここでは、「イワトビペンギン」、そして「クロマユアホウドリ」の群生地を見ることができます。

「クロマユアホウドリ」は、「アホウドリ」という、なんとも言えない名前ですが、実際の鳥はとても大きく堂々としていて、とても美しいです。そして、普段は飛んでいる姿しか見られない彼らの群生地、雛をみることができるのがフォークランド諸島に属する「ウェストポイント」という島です。ここは氷と岩の南極半島とは別世界!緑にあふれているのです。なんとも不思議な感じがします。

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別の島では「マゼランペンギン」と「ジェンツーペンギン」を見ることができます。そして、イルカにも出会うことができました。彼らはとても好奇心が強く、船からゾディアックボートに乗って島に上陸するまでの間ずっとボートをエスコートしているかのようでした。

フォークランド諸島の首都スタンレーは小さなかわいい町です。完璧なイギリス英語を聞くとやはりイギリス領なのだなと思いますが、町の人に話を聞くと、一度も諸島から出たことがない人がいたりと、すこし驚きます。

(写真)Golod Harbourでのキングペンギン(ひな)ゾウアザラシ。好奇心旺盛なひなが海に向かっていくゾウアザラシにちょっかいを出している姿は皆の苦笑を誘っていました。

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サウスジョージア諸島のハイライトは、何といっても「キングペンギン」です。誇張でも何でもなく、見渡す限りに群れる圧倒的なキングペンギンの数は、まさに壮観です。キングペンギンは皇帝ペンギンに次ぐ2番目に大きいペンギンです。大きさもさることながら、耳の形をした鮮やかな黄色が何ともいえず美しいです。そして彼らはとても好奇心が強い。上陸した途端に「何々?」という具合に近づいてきたのには感動しました。こちらから近づくのは厳禁ですが、あちらから近づいてくる分には相手の動きを邪魔せずじっとしているか、または、道をあけます。とにかくペンギンにストレスを与えないのが一番重要なのです。

(写真)Gold Harbourでのキングペンギン。サウスジョージア島での野生動物には驚くばかりでした。見渡す限りのキングペンギン。その黄色の鮮やかさ!

そしてこの後、南極半島に向かいます。

※南極半島の詳細は10日間・12日間のツアーハイライトをご参照ください。

19日間というと、日本からの行程もいれれば約1カ月といっていい長いものですが、参加していると長さはほとんど感じません。次から次へと今まで見たことない動物や景色に出会い、あっという間に時が過ぎ去ります。特に、このツアーではキングペンギンに出会うとことができるので、ペンギン好きの皆さんにはたまらないのではないでしょうか。


坪倉 祥恵 さんプロフィール

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1977年 新潟県で生まれる。その後、神奈川県に在住し、高校までは(旧)津久井郡という自然に囲まれた緑豊かな田舎町で過ごす。自然が周りにあるのが当然のように感じ、都会には多少の息苦しさを覚える。大学は東京の大学にすすみ、法律、とくに国際人権法を専攻する。在学中、中学生の時からの夢であった留学を果たす。1年間のロンドン大学への留学において、世界中さまざまな国の学生と接し、世界への興味は増すばかり。大学卒業後はIT企業に就職。ネットワークSEとして4年半銀行のネットワーク構築、保守、管理を行う。しかし、就職後すぐに乗馬クラブに通いだしたことが転機となる。4年半週末ライダーとして乗馬に傾倒した後、週末だけでは我慢できなくなり、とうとう乗馬クラブに転職。下働きから始まり、その後インストラクターとして4年半勤務。特に障害馬術に熱中する。何よりも馬が好きで、それ以外のことは何一つせずにすごした4年半。ただ、体力的に一生続けていくのは無理と感じ、新たな道を求めて、2009年9月ワーキングホリデーでカナダに渡る。偶然のつながりから、南極ツアーの通訳兼アドベンチャーコンシエルジェの職を得、2ヶ月間船の上での生活を送る。現在はカナダブリティッシュコロンビア州にてワーキングホリデーを続行中。

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コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。