知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

ヒラリー柴田の「白瀬矗 南極記」英文翻訳物語

ヒラリー柴田氏:2018年シャクルトンサマースクールのイベントにて

白瀬隊・白瀬矗『南極記』の英文翻訳を手がけた英国人ヒラリー柴田さん。以前、彼女の職場であるスコット極地研究所を訪れた際にインタビューさせていただき、弊社ウェブサイトでご紹介した際には、多くの反響をいただきました。

その後、彼女からいただいていた大切な原稿を、本日、皆様に公開させていただきます。

原稿は、ヒラリー柴田氏が「白瀬矗 南極記」を世界に紹介するために書かれたもので、南極探検隊の活動概要から始まり、日本語を英訳することの苦労など、多彩な内容です。

私も読んでみて、日本語から英語へ変換することの難しさと同時に、「日本以外ではほとんど知られていない南極探検隊。アムンセンやスコットが活躍する時代、彼らもまた、偉大な功績を残したいたことを世界中の人々に知ってもらいたい」というヒラリーの執念にかられた情熱を思い出しました。

 

私は以前、ケンブリッジのスコット極地研究所の周囲に起こり得る素晴らしい偶然について書きました。 1994年、ケンブリッジからロンドンへ向かうバスの中で、第15回極地図書館講演会の開催中にグリニッジの国立海洋博物館を訪れる途中、当時英国南極観測隊に所属していたデービッド・ウォルトンの隣に偶然座ったことでした。私たちはこれまで一度も会ったことはありませんでしたが、彼が私の日本の姓を聞いて、白瀬探検隊について私に話してくれました。私は非常に興味をそそられ、これは極地探検の歴史において重要でありながらも失われた一章として、世界中に語られるべき物語であると直感しました。 <ヒラリーさんの原稿より>

 

長い年月をかけて詳細に史実を確認しながら出版出来たことに敬意を評します。

ヒラリー柴田の「白瀬矗 南極記」英文翻訳物語:全3回

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