南極アイスマラソン主宰者リチャード・ドノバンさんインタビュー

リチャード・ドノバンさん直撃インタビュー!

Richard Donovan.jpgリチャード・ドノバンさんは、毎年大人気の「南極アイスマラソン」の主宰者であり、南極・北極の両極を走破した世界初のマラソンランナーかつ、七大陸を走り抜けた世界記録保持者でもあります。

そんな彼にご自身のことに加えて、「南極アイスマラソン」についてベテランランナーはもちろんのこと初心者でも挑戦できる心構えや準備などの極意などを伺いました。

 

 

  1. マラソンランナーとしてのリチャード氏へのインタビュー 

 


1. 実際に挑戦してみたいという初心者ランナー50歳代の女性にアドバイス 

 

私はいままでマラソンをやったことがありません。この歳になって、人生の中の究極な思い出作りに来年度2013年度の南極アイスマラソンに挑戦したいと思っております。 どんな準備と練習をしたらいいのでしょうか? 

毎日、少しづつ自分のペースで走ってみてください。走りにフォームなどありません。自分にあった走り方でいいのです。今からでしたら充分に間に合います。

 

走るのに何かコツなどあるのでしょうか? また、毎日どんなことをすればいいのでしょうか?

走るのにコツなどありません。走れば自然と自分にあった走りがわかってきます。出来れば週4日は走っていただき、徐々に距離を伸ばしていくといいですね。無理なく自分にあった方法をとるのが一番です。

毎日走る必要はありません。休養をとるのも大事なことです。自分で走る楽しみを実感しながら走りましょう。退屈な時には、私はときどきラジオを持って走ることがありますよ。毎日走ることによって徐々に身体も心も自然に自信につながってくるものです。

また、白銀の世界の中で走るイメージを持って走るのもいいね。イメージトレーニングも大切だね。

 

大陸内の気温は−20℃と聞きましたが、今までそのような寒い場所にいったことはありません。そんな場所でも走れるものでしょうか? とっても心配です。また危険なことはないのでしょうか?

心配ありませんよ。大切なことは、その環境に相応しい服装や靴を準備することです。寒さは、それほど気にすることはありませんよ。しっかりしたウエアを身に着けていただくことだけですよ。重ね着することです。

最近では、とっても薄くて高性能なウエアが開発されています。そして、例年、買いやすい値段になっています。申し込み後に持ち物リストをお渡ししますので、それに沿って準備してください。

いつもの走りをしていけばいいのです。ちょっと環境が変わった程度と考えてくださいね。 雪の上を走るので、ストロークがいつもの走りと違ってくるので、腿を少し上げて走ることだね。いつもの走りより時間は遅くなると思うよ。

スタッフは、スノーモービルで常にランナーの様子をウォッチしています。あとどのくらいでエイドステーションに到着するかなどを無線を使ってスタッフ同士で連絡しあって、ランナーの走りの様子や健康状況をチェックしています。スタッフは、いつも安全面を重視して快適に楽しくこのイベントに参加してもらうように気をつかっているんだ。

 

ポーラークルーズのホームページのQ&A以外に何か持って行って便利なものはありますか? 例えば小さな水筒とか。

そうですね。皆さん、お持ちになるのが国旗ですね。

カメラを持って走っている方がいましたが、それは必要ないでしょう。専属のカメラマンが参加者のランナーの写真をそれぞれ撮ってくれますからね。最後に記念として差し上げています。マラソンではカメラは必要ないけれど、せっかく南極にきたなら壮大な景色は是非撮影したいよね。そのためのカメラは用意してくださいね。

水筒を持って走ることも必要ありません。どうしても心配な場合は、小さなチューブ入りのものを胸の中に入れて走られてもいいですね。

リックを背負って走ることも必要ないでしょう。リックの中に物を入れてもすぐに凍ってしまいます。キャメルバックも同じです。すぐに凍りついてしまいますよ。

持ち物としては、ホカロンや携帯トイレ、ウエットティッシュなどをお持ちになる参加者がおりました。勿論、日焼け止めやリップクリームは必需品ですね。ゴーグルや、ネックウォーマー、目出し帽なども必需品ですね。細かなリストもお渡しします。

達成後は、皆、自国の友人や家族に電話をしているね。衛星電話をつかって。プリペードカードがユニオングレッシャーで購入できるんですよ。20分間でUS$40だったかな。

 

給水所はどうなっているのでしょうか? またトイレはどうなっているのですか?

8キロごとに給水所を設けています。トイレは折り返し地点に設置されています。水ではなくてぬるま湯かな。あっと言う間に凍ってしまうので、僕はあまり好きではないんだけどね。

 

リチャードさん、ビギナーランナーへのアドバイスありがとうございました。
これから、まだ充分な時間がありますので、
徐々に距離を伸ばして完走できるようにがんばっていただきたいですね。

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2.マラソンランナー、リチャード氏へのインタビュー

 

Richard Donovan&tajima.JPGリチャードさんのこれからのご自身が目標にしているものはありますか?

実は、2012年11月下旬、南極アイスマラソン終了後ですが、ユニオングレッシャーから南極点を通過してロス海近くにあるマックマード基地付近までマラソンで挑戦する予定です。今まで誰もやり遂げていない壮大な冒険マラソンです。

 

1人でもくもくと走るのですね。過酷なるマラソンですね。さて、食事やテントはどうなっているのですか?

スノーモービルで食事やテントを運んでくれる予定です。

 

一日どのくらい走るのでしょうか?

約50Kmを目標にして約30日間でゴールを目指す予定にしています。総トータル1500Kmを走ることになります。

 

スポンサー企業がついているのですか?

はい。自分一人では成し遂げられません。現在、アイルランドで一番大きな賭けを運営する企業がスポンサーになっていただける予定です。Paddy Power※1です。

成功する自信はありますか?

はい。たぶんだいじょうぶだと思います。7月から徐々にこのプロジェクトに向けてのトレーニングを開始したばかりです。

 

いつも夢を叶えられていますよね。

そうかもしれないね。常に努力はしているよ。出来るだけ前向きに物事を考えるようにしているんだ。

 

※1:Paddy Powerは、世界中のスポーツやイベントをギャンブルの対象としてオッズを提供する企業で英国やアイルランドの上場会社。欧州では、人気のあるブックメーカー。2012年6月デンマーク代表のベントナー(サッカー選手)の下着に「パディー・パワー」の文字が書かれており、その後、これが物議を醸しだした。1,000万円の罰金は、それ以上の広告宣伝をもたらしたようだ。

 

インタビューのご協力ありがとうございました。
成功すると史上初の快挙となりますね。 ご成功を祈っています。
次回は、さらにどうして走るようになったのか、走るきっかけをインタビューしたいと思っています。

 

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