知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

北西航路(Ⅳ)20日間
フランクリンの伝説を辿る

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第1日目:オタワ(カナダ)
オタワの1泊がツアーに含まれています。旅の仲間との出会いが始まります。

第2日目:オタワ→カンガルッスァック(グリーンランド)/乗船

オタワよりチャーターフライトでカンガルッスァック(グリーンランド)へ向かいます。世界でもっとも長いフィヨルドのひとつ、ソンドレ ストロームフィヨルドは、グリーンランドの内部へと入り込んでいます。
グリーンランド行きの機内からかつてのアメリカ空軍基地を見られます。北極圏の北数マイルに位置しており、ここからゾディアックボートで船に乗船します。一日、長いフィヨルドに沿って航行します。

第3日目:イティレック&シシミウ

船は北へと進みイティレックの集落へと向かいます。ここは、グリーンランドの典型的な町です。人口130名。真水が無い土地ですので水は貴重です。カラフルな住居がツンドラ地帯に沿って並んでいる光景はとってもチャーミングです。
午後にシシミウの町に訪問する前にフィヨルド沿岸を探訪してみましょう。伝統的なグリーンランド人のカヤッカーによる「エスキモーローリング」のデモンストレーションを披露してもらいましょう。また、グリーンランドの植民地時代から18世紀の現存する建築物や2頭の巨大な北極鯨の骨でできたアーチをくぐりこの町の散策を楽しみましょう。

第4日目:イルリサット

世界の奇観のひとつヤコブセン・アイスフィヨルドはディスコ湾へと大きな卓上氷山がどっと流れだしています。フィヨルドの入口近くへと氷山の量にもよりますが出来るだけ近くを船で近寄ってみたいと思います。イルリサットは、クヌート ラスムッセン(Kund Rasmussen)の生まれ故郷でもあります。グリーンランドの最も有名な探検家であり、人類学者で1879年にここで生まれました。イルリサット・フィヨルドは、ユネスコが世界遺産に指定した素晴らしい地域です。少し高台まで氷河の流れている場所や景色のよい場所までハイキングしてみましょう。可愛い手作りの工芸品店やパブにも立ち寄ってみましょう。

第5日目:エクイップサーミア

グリーンランドでは、とっても活気のある小さな町の一つを訪問します。すでに何人かの人類学者がここの住人達の素朴な生活習慣や昔ながらの狩猟方法についての本を出しているほどです。先住民のサカク人の雰囲気漂う町を楽しんでみましょう。目の前の大きな氷山を避けながら美しいエクイップサーミア氷河まで近づいてみましょう。

第6日目:ウマナック

早朝、まずは、甲板に出て外気に触れてみましょう。そろそろウマナックの町に近づいています。
ハート型の美しい山がさらに町を魅力的に醸し出しています。ウマナックは、1758年にデンマークの植民地として築かれました。しかし、1763年に近くの島へ移動します。アザラシ漁がさらに豊富に獲れた為でした。町は、歩いてまわれ、1860年に建てられた歴史的なオイル倉庫を見学しましょう。倉庫の裏にある泥炭小屋を覗いてみてください。数年前まで使用していました。午後に、キラキツゥスクを訪問します。ここは、1972年に5人のグリーンランド人のミイラが発見された場所です。4人の女性と1人の子供のミイラでした。彼らは、溺死したと考えられ、その遺体を乾燥し涼しい洞窟へ葬ったもので、600-700年前のものであったことがわかりました。現在、このミイラは、グリーンランドの首都ヌークに保管されています。

第7日目:バフィン湾

海上での時間は、海氷の広がりや野生生物の出現によって方向を定めていきます。バフィン湾には、鯨が水先案内人となり北極アザラシや海鳥が無数棲息しています。

第8日目:ポンドインレット(ヌナブット州・カナダ)

カナダ北極圏に到着です。ポンドインレットやミティマタリックの人びとは、数千年前からイヌイットと呼ばれていました。彼らの住む町を訪問します。ビジターセンターでは、地元の老若男女による伝承文化や室内ゲームなどを披露してもらいます。イヌイットの彫刻工芸品や宝飾品なども購入することができます。彼らが生み出す世界的に有名な芸術作品に加え、ポンドインレットの人々は北海の小ぶりのマス漁業で生計をたてています。町の散策を楽しみましょう。

第9日目:デボン島

デボン島のマックスウエル湾に上陸し、ハイキングやチューレ遺跡を見学します。ゾディアックボートでクルーズも楽しみましょう。ダンダスハーバーは、海鳥をはじめ、鯨、ワモンアザラシ、イッカク、シロイルカ、北極クマ、セイウチなど多種多様な生き物たちの楽園です。また、かつてのカナダ騎馬警察小屋を見学してみましょう。

第10日目:ビーチー島

ここビーチー島に上陸すると3つの墓標が見えてきます。ここはフランクリン隊の不運に満ちた隊員たちが1845年の最後の「慰安」の冬を過ごした場所です。その後、この広大な氷海へと姿を消していくのでした。カナダの北方群島の海図が完成したほど、信じられないくらいの捜索隊を送り込んだのです。ほぼ60年後、ロアルド アムンゼン隊が北西航路を最初に横断する途中にビーチー島に立ち寄っています。

第11日目:ソマーセット島

ピール海峡にあるソマーセット島を訪問します。ここでは、ピアリーカリブーやジャコウウシが見られるかもしれません。ソマーセット島の北東の端にあるプリンス レオポルド島の岸壁は、カナダ渡り鳥自然保護区でハシブトウミガラスや黒ウミガラス、アシグロミツユビカモメ、北極フルマカモメが数千羽いると言われています。ちょうど訪れる頃が繁殖期の終わりごろにあたり、繁殖の様子や崖に巣くっている姿を観察することができます。

第12日目:フォートロス&ベロー海峡

氷海の状況にもよりますが、プリンス リージェント入り江を通過し南へと航行します。アムンゼンも航海した場所です。ベロー海峡の東へと船の舳先を向けていきます。
ソマーセット島の南方の端に位置するフォートロスは、かつてのハドソン湾会社の毛皮交易の出先機関があった場所です。この近くにある古の遺跡はイヌイットや彼らの先祖たちによる集落の痕跡で、数千年の歴史があります。フォートロスを去り、ベロー海峡を通過します。潮流を避け、ゆっくりとした海流へと航行する予定です。この海峡には、海洋哺乳動物が好む栄養豊富な餌場となっています。タテゴトアザラシやアゴヒゲアザラシ、北極クマなどにも遭遇することでしょう。

第13日目:ビクトリーポイント

フランクリン隊が、129名のイギリス隊員を引き連れて北西航路探索にやってきたのは1845年でした。その後、凍てついた極北の最後の数か月を過ごした遺品は、ほんのわずかなものでしかありませんでした。すべてビクトリア海峡の海氷の中に沈みすべての痕跡を絶ったのでした。放棄されたライフボート、くつわ、わずかな銅や鉄などの破片、刃物類、ボタンそして骸骨などが散乱していました。救援を求めても叶わなかった虚しさがこの残された残骸から伝わってきます。1848年ごろの出来事だったと言われています。このビクトリーポイントを訪れます。1859年以来、キングウイリアム島のあらゆる場所で多くの遺品などが見つかっています。2013年には、200点ほどの遺留品などを研究、解析しています。

第14日目:キングウイリアム島

2年の冬を過ごしたフランクリン隊の船エレバスとテーラー号は、この島の近くに停泊し、1848年に船を放棄しました。10年が過ぎ、ビクトリーポイントのケルンにあった小さなノートが見つかりました。それにより、疑惑は21世紀へと持ち越されることになります。2008年、オレイリー島の地で6週間の探索の末見つけたのは、船の銅板の残物であることがわかりました。気象状況が良ければグジョーア・ヘブンの町に立ち寄りましょう。

第15日目:コロネーション湾&ケンブリッジ湾

ジョン・フランクリンが1821年 北極に遠征時にキングジョージ4世の戴冠式に祝してコロネーション湾と名付けられました。ケンブリッジ湾にある村にも上陸してみる予定です。ビクトリア島の南に位置していて一番大きな集落であるイクルクトゥティアックは、人口1,400人。良漁港として知られています。地元のイヌイットは、数百年続くサマーキャンプを持っており、狩猟、トラッピング、漁業で生計を立てています。近年では、生活必需品など毎年船により運搬供給されています。アムンゼンは、ここで、2年越冬した経験を持ち、地元の人から犬ぞりの扱い方を教わりました。その前には、マッククリントック(McClintock)が1859年この付近でフランクリン隊の確たる証拠物件を発見しました。それは手紙や橇、海軍の武器、墓碑などでした。

第16日目:バサーストインレット

バサーストインレットの地に上陸する予定です。ツンドラ地帯は秋色の絨毯を敷き詰めたように美しい場所です。足元に目をやれば短い夏に咲く可憐な花々に感動することでしょう。白クマにも出会えるチャンスがあるかもしれません。

第17-18日目:アムンゼン湾

湾の東端にドルフィンとユニオン海峡があります。1851年、ドクタージョン・ラエは2人の仲間、2つの橇、5頭の犬を引き連れてこの海域を通過しています。ラエとその仲間達は、ジョン・フランクリン隊の船が停泊したであろう西約80Km近くにおり、フランクリン隊の遭難はまったく今まで考えられない結末ではなかったのかと感じたようです。そんな歴史も船内のレクチャーで学びます。

第19日目:クグルクトゥク(旧コッパーマイン)/下船→エドモントン

このコースの最終地は、ここクグルクトゥクです。上陸して最後の町の探索としましょう。
チャーターフライトでエドモントンへ向かいます。到着後、空港近くのホテルへ送迎。

第20日目:エドモントン(カナダ)

朝食後、各自、チェックアウトし、帰国の途へ。

チャーターフライト・パック料金:US$1,950

 ≪パックに含まれるもの≫

  • オタワの前泊分のホテル(朝食付)
  • オタワからカンガルッスァックまでの航空機
  • カンガルッスァックの空港から船まで、帰港後クグルクトゥクの桟橋から空港までの送迎
    及びクグルクトゥクからエドモントンまでの航空機
  • エドモントンの後泊分のホテル(朝食付)

      ※チャーターフライト便への無料手荷物許容量は20Kg、機内持込手荷物5Kgとなります。

※極地への冒険旅行は、想定外の事態が起こり得ます。その度に同行スタッフは、海象、氷の状況、気象に応じてルートや日程の細部を調整することがあります。上記の日程は、あくまで概略日程でありますことをご承知おきください。 

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地図で見る観光ポイント

北西航路20日間(西廻りルート地図
  • カンガルッスァック(kangerlussuag)長い氷河の先端に位置し、ジョコウウシやカリブーシロハヤブサが生息している。
  • シシミウ(Sisimiut)人口5,460人(2010年)の、グリーンランド第2番目に大きな町でグリーンランの西海岸にある。
  • イルリサット(Ilulissat)グリーンランド語で「氷塊」という意味。イルリサット氷河の河口にある。2004年世界遺産に登録された氷河は圧巻である。
  • ウマナック(Ummannaq)人口1,500名。グリーンランド西海岸に位置する町。氷河観光やフィヨルド観光が楽しめる。
  • バフィン湾(Baffin Bay)大西洋の西北部にある海で北極圏に位置している多島海のひとつ。1616年初めて湾を航行したウイリアム・バフィンの名に由来している。
  • バフィン島/カナダ(Baffin Island)世界で5番目に大きな島。ノルマン人であるレイフ・エリクソンが発見した陸地にヘルランドと名づけたのが由来。現在のバフィン島と言われている。
  • ポンドインレット(Pond Inlet)人口1,549人(2011年)バフィン島の北部に位置する町。
  • デボン島(Devon Island)世界最大の無人島。ここでは、減少するジャコウウシや海鳥、哺乳動物などを保護している。
  • ダンダスハーバー(Dundas Harbour)セイウチ、ジャコウウシなど野生動物が多く棲む地域で、かつてのカナダ騎馬警察小屋がある。
  • ケンブリッジ湾(CambrigeBay)北西航路への中継点となっており、観光船や研究船などが立ち寄る場所。
  • プリンスレオポルド島(Prince Leopold Island)カナダ渡り鳥自然保護区でハシブトウミガラス、黒ウミガラス、アシグロミツユビカモメ、北極フルマカモメが棲んでいる地域。
  • フォートロス(Fort Ross)イヌイットや彼らの先祖たちの集落の痕跡があり、数千年の歴史がある。
  • ビーチー島(Beachey Island)フランクリン隊の隊員3人のお墓があります。彼らは支給された缶詰からの鉛中毒で亡くなった。
  • ベロー海峡(Bellot Strait)小さな氷山が浮かび船が通過するのは至難の業である海峡。1937年初めてハドソンベイ会社の船が西から東へと通過できた海峡であった。
  • バサースト インレット(Bathurst Inlet)定住者はいない。1821年にジョン・フランクリンがヨーロッパ人で初めて訪れた地として知られている。夏期のみ観光客やイヌイットなどが訪れる。
  • グジョーア・ヘブン(Cjoa Haven)ノルウェー人からとった名。アムンゼンによって名付けられた。人口1,200名の小さな集落。
  • クロッカー湾(Croker Bay)デボン島の南沿岸、ランカスター海峡とバロー海峡に位置する。 
  • キングウイリアム島(King William Island)1830年スコットランド人の北極探検家ジョン ロスがイギリス国王ウィリアム4世の名をつけた。イギリスの探検家ジョン・フランクリンが消息を絶った島。
  • 北西航路(Northwest Passage)大西洋と太平洋を結ぶ航路。多くのの探検家たちが挑んできた航路。
  • クグルクトゥク(Kuglukutuk)旧名コッパーマイン(1986年改名)人口約1,300人のイヌイットの町。
  • グリーンランド(Greenland)グリーンランド語で「人の島」という意味。北極海と北大西洋の間にある世界最大の島。デンマーク領であるが自治政府がある。 

 

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地図で見る観光ポイント

  • カンガルッスァック(kangerlussuag)長い氷河の先端に位置し、ジョコウウシやカリブーシロハヤブサが生息している。
  • シシミウ(Sisimiut)人口5,460人(2010年)の、グリーンランド第2番目に大きな町でグリーンランの西海岸にある。
  • イルリサット(Ilulissat)グリーンランド語で「氷塊」という意味。イルリサット氷河の河口にある。2004年世界遺産に登録された氷河は圧巻である。
  • ウマナック(Ummannaq)人口1,500名。グリーンランド西海岸に位置する町。氷河観光やフィヨルド観光が楽しめる。
  • バフィン湾(Baffin Bay)大西洋の西北部にある海で北極圏に位置している多島海のひとつ。1616年初めて湾を航行したウイリアム・バフィンの名に由来している。
  • バフィン島/カナダ(Baffin Island)世界で5番目に大きな島。ノルマン人であるレイフ・エリクソンが発見した陸地にヘルランドと名づけたのが由来。現在のバフィン島と言われている。
  • ポンドインレット(Pond Inlet)人口1,549人(2011年)バフィン島の北部に位置する町。
  • デボン島(Devon Island)世界最大の無人島。ここでは、減少するジャコウウシや海鳥、哺乳動物などを保護している。
  • ダンダスハーバー(Dundas Harbour)セイウチ、ジャコウウシなど野生動物が多く棲む地域で、かつてのカナダ騎馬警察小屋がある。
  • ケンブリッジ湾(CambrigeBay)北西航路への中継点となっており、観光船や研究船などが立ち寄る場所。
  • プリンスレオポルド島(Prince Leopold Island)カナダ渡り鳥自然保護区でハシブトウミガラス、黒ウミガラス、アシグロミツユビカモメ、北極フルマカモメが棲んでいる地域。
  • フォートロス(Fort Ross)イヌイットや彼らの先祖たちの集落の痕跡があり、数千年の歴史がある。
  • ビーチー島(Beachey Island)フランクリン隊の隊員3人のお墓があります。彼らは支給された缶詰からの鉛中毒で亡くなった。
  • ベロー海峡(Bellot Strait)小さな氷山が浮かび船が通過するのは至難の業である海峡。1937年初めてハドソンベイ会社の船が西から東へと通過できた海峡であった。
  • バサースト インレット(Bathurst Inlet)定住者はいない。1821年にジョン・フランクリンがヨーロッパ人で初めて訪れた地として知られている。夏期のみ観光客やイヌイットなどが訪れる。
  • グジョーア・ヘブン(Cjoa Haven)ノルウェー人からとった名。アムンゼンによって名付けられた。人口1,200名の小さな集落。
  • クロッカー湾(Croker Bay)デボン島の南沿岸、ランカスター海峡とバロー海峡に位置する。 
  • キングウイリアム島(King William Island)1830年スコットランド人の北極探検家ジョン ロスがイギリス国王ウィリアム4世の名をつけた。イギリスの探検家ジョン・フランクリンが消息を絶った島。
  • 北西航路(Northwest Passage)大西洋と太平洋を結ぶ航路。多くのの探検家たちが挑んできた航路。
  • クグルクトゥク(Kuglukutuk)旧名コッパーマイン(1986年改名)人口約1,300人のイヌイットの町。
  • グリーンランド(Greenland)グリーンランド語で「人の島」という意味。北極海と北大西洋の間にある世界最大の島。デンマーク領であるが自治政府がある。 

 

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コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。