知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

7大陸最後の山、南極大陸最高峰ビンソンマッシフ山にチャレンジ!

主催ALE

プライベートチャーター機で南極大陸へ。エルスワース山系の麓に位置する南極でのベースキャンプ、ユニオン・グレッシャーまでのフライトです。エルスワース山系の尾根沿いに小型飛行(スキー付)で、ビンソンマッシフのベースキャンプまで飛行し、いよいよビンソンマッシフ山登頂にチャレンジ!見渡す限りの白い世界、美しい山々・・・。そして南極大陸の最高峰に到着した瞬間は、地球の真下を征服した喜びと感動です。

<ツアーポイント> ・南極大陸の最高峰ビンソンマッシフ山登頂 ・チャーター機で南極大陸へ ・息を呑むほどの美しい山々 ・自分への挑戦! ・体力レベル5(上級)


  • 南極大陸最高峰ビンソンマッシフ山(標高4,892m) 

7大陸最後の山、南極大陸最高峰ビンソンマッシフ山(標高4,892m)は、山を愛する人たちにとっては、憧れの山。南極大陸内陸部エルスワース山脈のセンチネルレンジと呼ばれている山脈に位置しています。

初登頂は1966年12月18日。その後、アクセスの問題で長い間登頂する事が出来ませんでした。1985年、アドベンチャーネットワークが、個人探険旅行のサポートビジネスが始まり、夢を抱いたビンソンマッシフへの登山家達が増えました。その後はほぼ30数年間で1,500人以上の登山家達をサポートし続けています。

ビンソンマッシフ山は、技術的には難しい山ではありませんが、標高4,892m、南緯79度、マイナス30度の世界であり、人里離れた遠い地です。ご紹介するこのコースには経験豊かなガイドが付いており、最高でも4人に1人のガイドがサポートします(通常は、2-3人に1人の割合でガイド付きとなります)。

参加者は、登山経験者であり、雪と氷などの氷上登山経験と4,300mの高度に慣れ適した登山愛好家であることが必要です。また氷河ツアーやクレバスなどの知識も必要となります。登山時には探険装備一式(個人的性質のもの、食料や燃料など)を自分で運ぶ事になります。


南極大陸に向けての準備

◆出発予定の2日前までにプンタアレーナス到着

①持ち物検査
極寒地:大陸で必要とされる衣服や医薬品、小物雑貨類、重量など、(事前に大きな荷物は預けておく)
市内会場での説明会
南極行きのフライトやキャンプ地(ユニオン・グレッシャー)の諸注意や参加者紹介  


日程のご案内/12日間

ビンソンマッシフ登山

1日目:南極大陸へ出発

午前中、南極大陸内の状況をお知らせ致します。

ユニオン・グレッシャーまでのフライトが可能であれば1時間以内に、宿泊のホテルへ専用バスでお迎えにあがります。

プンタアレーナスよりユニオン・グレッシャーまで約4時間半のフライトです。

ユニオン・グレッシャー(標高750m)到着後、ユニオン・グレッシャー内で歓迎の食事をいただきます。

その後、天候や装備が整い次第、小型飛行機に乗り換えて、ビンソンマッシフベースキャンプまで飛行します。ここで、担当ガイドが出迎えております(天候が良くなければ、ユニオン・グレッシャーに宿泊します)。
ユニオン・グレッシャーからビンソンベースキャンプまでの飛行時間は約1時間15分です。エルスワース山系の尾根に沿って飛行します。素晴らしい頂の景色に圧倒されることでしょう。飛行中も常にパイロットはビンソンベースと天候の状況をチェックしています。

ベースキャンプの状況が悪い場合は、ユニオン・グレッシャーへと戻ることになります。
状況が良ければ、標高2140mのビンソンベースキャンプへ着陸します。
担当ガイドが出迎え、経験度を伺いながら、チームメンバーの紹介、これからの諸注意などを説明します。

2-4日目:ビンソンベースにて高度順応とローキャンプまで

最初の1~2日間は、このビンソンベース近くで体を慣らします。

チームで、登山のウォームアップを行います。ロープの技術や雪上での行動など、この南極の山に親しみ練習を重ねながら準備を整えます。又、ビンソン山への標高の高さにより、ヒマラヤやアンデス、アルプスと同じぐらいの高度に慣らす必要があります。徐々にビンソンベースキャンプからローキャンプへとなだらかな登りとなります。ローキャンプでほぼ標高2,780mほどとなります。

ローキャンプでは、ダイニングテントで食事をとります。ガイドや、ローキャンプに常駐しているスタッフが、フレッシュな食事をご用意します。

登山前には最終注意事項、準備、持ち物などのオリエンテーションがあります。

5-10日目:登山

ビンソンマッシフ登山イメージ
◎スタンダードルートで登山
天候状況やチームメンバーの順応度にもよりますが、通常5-9日間をかけて登ります。ほとんどのグループが途中2回のキャンプをしながら頂上へと登ります。
登る速度と日々の登山プランは、山の状態とグループの体力などを見きわめながら、ガイドにより決定されます。
安全と山の登頂成功を祈り、更に周到に準備を整えます。ベストコンディションで登頂を目指す為にも常にガイドの指示に従って下さい。
※私達の登山はチームワークとお互いの努力により成り立ちます。それぞれ参加者は自分の荷物を背負います。さらに共同で使用する装備品や食料、燃料などはシェアします。その日のキャンプテント設営で、参加者はそれぞれお互いに協力し合います。ビンソンマッシフ山への登山者達はすべて、ALEの厳格な環境方針に従ってください。
中緯度にある他の峰と違って、ビンソン山の雪は夏であっても消え失せることはありません。私達が登る道しるべは何年も残ります。このような理由で、山には何も残さずに戻ります。全ての生ゴミと、固形の排泄物、装備品や予備の食料はベースキャンプへと持ち帰ります。さらにALEの運送により、生ゴミなどをユニオン・グレッシャーへ、そしてチリへと運びます。尿や汚水は、指示場所に集めます。
ビンソンマッシフ登山イメージ
ビンソンマッシフ登山イメージ

◎ハイキャンプへ

標高差1,000m前進。距離4.5km 傾斜40度 所要時間約4-5時間天候が良ければ午後一番に出発し、ハイキャンプへと向かいます。
ビンソン山/shinncolがある標高3,715mの場所です。

天候や体力にもよりますが、荷の負担を感じる頃でしょう。ハイキャンプで1泊する事もあります。ヘッドウォールに到着前のブランスコーム氷河の、緩やかなのぼりに沿って約1時間ぐらいウォーミングアップしながら進みます。

このヘッドウォールは、最も技術的に難しい場所です。でこぼこの地形で、40度までゆっくりとした傾斜ののぼりです。ヘッドウォールの頂上では、角度が更に緩やかなのぼりとなっています。

最後の1時間ぐらいの場所で、いくつかの大きなクレバスに出会います。疲れはピークに達していると思いますが、仲間同士安全なロープで結ばれている事を確認しながら用心深く前進することが必要となります。

ハイキャンプは、今までのキャンプ以上に簡素なキャンプとなります。
天候が穏やかであれば、外で食事をとりますし、天候がそぐわなければテント内でドライフードやインスタント食をとります。翌日はハイキング。ゆっくりと休憩をとり体を順応させます。次の日の登頂に向けて体をベストコンディションにもっていきます。

ビンソンマッシフ登山イメージ

◎ハイキャンプよりビンソン山への登頂

ハイキャンプからの往復 高さ1,200m前進。距離14Km 所要時間約10-14時間登頂日は、このツアー日程の中で最も長い1日となります。出来るだけ条件が整った最高な日を待ってスタートします。

ルートの大半は、ビンソンサミット氷河沿いを歩きます。そこは、少し雪に覆われており、アイススロープです。そこから眺める山脈は壮観です。頂上からの眺めは忘れがたい想い出となることでしょう。

ガードナー山、タイリー、エパリー、シン山の山々が前景に見下ろせるのです。ここは、南極大陸の最高峰です。この場に立って明らかに、大陸の本当のスケールと威厳に圧倒されます。ここで、しばしゆっくりと写真を撮ったり、達成感を味わいましょう。

11日目:ビンソンベースの下山 その後ユニオン・グレッシャーへ

ビンソンベースまでの下山は、通常ハイキャンプから1日で降ります。
ブランスコーム氷河に沿ってヘッドウォールを通り、来た道を下ります。

ビンソンベースに到着すると、ユニオン・グレッシャーまでの送迎があります。
到着次第、その日の夕方に出発です。天候次第ではユニオン・グレッシャーに数日滞在する事もあります。

※ビンソンベースやユニオン・グレッシャーでは、人里離れた場所であり、ビンソン山へは近づきにくい場所であることを今一度ご理解下さい。天候や遅延は体験して味わうもののひとつです。
ユニオン・グレッシャーでは、ダイニングテントで料理長が腕によりをかけて作ったお料理を楽しんでください。又、夢の実現を果たした他の冒険家達との情報交換や体験談に花を咲かせてみてください。

 

12日目:プンタアレーナスへ

機体整備や天候が整い次第プンタアレーナスへフライトします。

着後、スタッフにより用意されたホテルへ(宿泊代金は自己負担となります)。ゆっくりとシャワーを浴び旅の疲れを癒してください。

 

■ご注意事項

この旅行は南極大陸への探検ベースキャンプ(ユニオン・グレッシャー)までの旅です。ここは、地球上でもっとも孤立しており、又、もっとも風の強い大陸です。上記日程に基づく活動内容となりますが、現地の状況、機体状況、天候の具合によりALEスタッフの裁量で余儀なく変更せざるをえない場合がありますので、ご了承下さい。

プンタ・アレーナス行きのフライトが遅延した場合には、ユニオン・グレッシャーでの宿泊サービスが受けられます。南極旅行では遅延は日常茶飯事です。

出発コース日の2日前までに、プンタアレーナスに到着し、準備を整えます。

※帰国予定の1週間先まで重要な予定や約束事を入れることはお控え下さい。

 

写真提供:ALE/Steve Jones、B&C Alexander

【航空機利用・南極大陸の旅】ビンソンマッシフ登山12・13日間

ALE(アンタークティック・ロジスティクス・エクスペディションズ社)

※本コースは12・13日間の現地発着ツアーです。

利用機体:757ボーイングジェット旅客機
757ボーイングジェット旅客機

◎コース : 南極大陸/ビンソンマッシフ登山

◎ゲートシティ : 出発地・帰着地/プンタアレーナス(チリ)

日本からゲートシティまでのおすすめフライト情報


 ビンソンマッシフ登山 12・13日間
コード番号 期 間 料 金

MV1

2023年11月26日~12月7日(12日間)

US$52,000

MV2

2023年12月7日~12月18日(12日間)

MV3

2023年12月18日~12月30日(13日間)

MV4

2023年12月30日~2024年1月10日(12日間)

MV5

2024年1月10日~1月21日(12日間)

■特典&注意事項

この旅行は南極大陸への探検ベースキャンプ(ユニオン・グレッシャー)までの旅です。

ここは、地球上でもっとも孤立しており、又、もっとも風の強い大陸です。上記日程に基づく活動内容となりますが、現地の状況、機体状況、天候の具合によりALEスタッフの裁量で余儀なく変更せざるをえない場合がありますので、ご了承下さい。

プンタ・アレーナス行きのフライトが遅延した場合には、ユニオン・グレッシャーでの宿泊サービスが受けられます。南極旅行では遅延は日常茶飯事です。

  • 大陸へのフライトは天候次第となります。ご出発の2日前までには、プンタアレーナスに到着し準備する事が必要です。
  • お帰りのフライトも天候次第となりますので、その後2週間ぐらいまでは余裕をもって、重要なスケジュールは組み込まないようにして下さい。
  • 料金は変更になる場合もございます。お申し込み時に再度ご確認下さい。

<料金に含まれるもの>

  • プンタアレーナスでの出発前の説明会(クッキー&コーヒー付)
  • 南極大陸行きフライトの往復(プンタアレーナス市内ホテル⇔空港間)の送迎代金
  • プンタアレーナス⇔南極大陸間往復の航空券代金
  • 日程に記載された、大陸内でのすべてのフライト代金
  • 南極大陸内における食事、宿泊(ユニオン・グレッシャーキャンプ地で提供するものを含む)
  • 登山時におけるキャンプ&登山用具一式

 

<料金に含まれないもの:上記以外すべて>

  • プンタアレーナス(チリ)までの国際線往復の航空券代金 
  • プンタアレーナス滞在中の食事代、宿泊代  
  • 空港の送迎代(南極大陸へ向けての空港間送迎を除く)
  • 個人的性質の装備品、防寒着、スキー、ブーツ、ストックなど
  • フライト遅延時のプンタアレーナス滞在時にかかる諸経費(食事代、宿泊代など)
  • 海外旅行傷害保険代金 
  • 南極大陸行き航空機及びベースキャンプまでの航空機の荷物超過料金にかかる費用
  • 南極大陸内で衛星電話を利用する場合の通信費用

コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。