知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

フォークランド諸島(マルビナス諸島)・サウスジョージア&南極半島クルーズ19日間の旅の、最後の訪問地「南極半島」クルーズも3日目を迎え、いよいよこれがクルーズの最終となる。
 

■南極半島クルーズ
 
【ルーメル海峡】


早朝にうっすらと雪が降っていた。
6時ごろよりルーメル海峡を通過。ここは南極半島のハイライトだ。
朝日の中、神々しいまでの景色に出合い、感動!

【ピーターマン島】
ピーターマン島に上陸。 氷の上を歩いてジェンツーペンギンとアデリーペンギンを見学。まわりの景観も素晴らしい!

(左)岩場に群れる鵜。
(右)ペンギンロードかと思ったがヒューマンペンギン(人)の跡だという、納得!

【氷河クルーズ&プレネウ島】

ピーターマン島訪問の後、氷河クルーズにでかける。
ここも、多くの氷山が点在していた。岩場のごろごろしているプレネウ島に上陸し、氷山の周りをゆっくり見学する。足場に気をつけながら歩かないととっても危険な場所だ。欧米人は平気な感じで歩いていたが
ここでは、ジェンツーペンギンとあざらしのコロニーを見学。

 

【南極半島/ネコハーバー】
今日が南極半島最後の上陸日となる。
まず向かったにはダンゴ海岸ネコハーバー。ここも南極半島の観光ハイライトだ。
雪がぱらついていたが、風がなく雪のせいで、思うほど寒くはない。3度ぐらいだろうか。

雪山の頂上をめざして登り、帰りはそこから滑っておりてくる人たちもいた。
頂上では、瞑想の時間があり静かにペンギンの鳴き声や鳥の声、時々とどろく氷河の崩落の音に耳を傾ける。そして今いる幸せを実感。

海岸では、勇気ある女性たちが水遊びに挑戦。水温2度! カヤックの人たちもペンギンの泳ぐ姿をまじかに見学していた。

【クーバービル島】


いよいよ南極半島、最後の訪問地、クーバービル島に上陸。とっても素晴らしい景色だ。
エクスカージョンは上陸組とクルーズ組に分かれた。最後にもう一度、ペンギンを見るために上陸組に参加する。途中、ジェンツーペンギンの卵を見つけた。
岩肌には特有なコケが生えている。南極半島だけに生息する小さな草は芝生ぐらいの長さにしか成長しない。その後ゾディアックボートでクルージングしながら戻る。

 

■旅を終えて

今回のクルーズもアッと言う間の19日間の旅だった。
フォークランドやサウスジョージア島までの盛りだくさんの上陸やハイキング、ゾディアッククルージング、船内のセミナー…。
訪問する場所ごとに見るべきハイライトがあり、わくわくしながらの上陸だった。
特に印象に残ったのがフォークランド諸島だ。最初の上陸地で見た無数のアルバトロスと仲良く暮らすイワトビペンギンのコロニーだった。どれを見ても表情が美しく、いくらでもシャッターがきれた。 
サウスジョージア島には約40万のつがいのキングペンギンがいるとのこと。その内の一大営巣地「キングペンギン達の楽園」は壮観な眺めだった。 
そして、私の一番のお気に入りの場所は、不屈な精神とリーダーシップを発揮したアーネスト・シャクルトンの墓地訪問とかつての捕鯨基地跡。もちろん、南極半島の冒険クルーズも見逃せない。
南極は、何度訪れてもその景色に見惚れ、この世に生かされていることを強く実感させてくれる特別な場所だ。

コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。