知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

世界最高齢で南極点到達!日本のおばあちゃんの快挙

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(写真)南極点へ向かう小型機の前での川瀬さん

2009年12月、神奈川県にお住まいの川瀬みどりさん(90歳)が南極点フライト旅行を実現。世界最高齢で南極の地を踏み、標高3000mの南極点に達する快挙を成し遂げました。日本の裏側、南米チリからのご帰国もお元気そのもの。いったい彼女の驚異的なパワーの源は何なのか、お話をお聞きしました。

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南極点への旅は2年越しで叶った夢

 「そもそも旅が大好きで、1967年から世界中を旅してまいりました。暇さえあればあちこちへ出かけています。ヨーロッパやアジア、北米・中南米はもちろん、カナリア諸島や太平洋の島々、アフリカや北極圏のクルーズ、普通では行かれないボツワナでさえも」と話す川瀬さん。そして南極点フライトの旅に出合ったのは2007年のこと。パンフレットの写真を見て「ここだ!次はここへ行きたい」とすぐにお申し込みをされました。


 そもそも南極は決して特別な人だけの場所ではありません。これまでも70代や80代の方々が訪れています。けれども88歳という高齢で標高3000mの南極点へのチャレンジは例がなく、現地では万全な受け入れ態勢を取るための検討時間が必要となり、やむなくあきらめることとなった川瀬さん。「さらに行きたい気持ちが募りました。粘り強く現地からの回答をお待ちしていたら、5月(2009年)になってOKのお返事をいただき、もう、嬉しくて。南極へは真っさらなパスポートで行きたいと思い、新しく申請し直したんですよ」。2年越しの夢が叶うと胸躍らせた瞬間でした。

スキーと乗馬で鍛えた足で自由に闊達に

 南極点へは南極大陸の拠点となるパトリオットヒルズから約3時間半のフライトでダイレクトに到着するため、体力はそれほど必要ありません。けれども日本から南米の玄関口チリまで日付変更線を越えてのフライトは高齢者ならずとも堪えるはず。その上、高山病の心配がある3000mの標高に加えてマイナス35度の世界。川瀬さんは登山家や冒険家、スポーツ選手というのではなく、日頃鍛えているということもない、ごく普通の小柄な女性。不安はなかったのでしょうか?
 
 「北海道生まれですので寒さには慣れております。若いころスキーと乗馬で鍛えたので足が丈夫なの。この歳になってもいたって健康ですので、行きたい所へはどこへでも行きます」と、微塵も動じず。冬のさなかでも薄着で過ごされているそうで、「戦時中を生き延びてまいりましたので、特別な食事も必要ありません。私とっても偏食なんですのよ。普段もほとんど食べませんので、2、3日何もいただかなくたって生きていけます」。健康というだけでなく、彼女の生命力の強さに圧倒されるばかり。

パワーの源は枯れることのない好奇心

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 日頃からお一人で世界中を旅するのが趣味という川瀬さん。今回の南極フライトもお一人での参加です。「ガイドさんもいますし、一人の方が気楽です。現地に行ってから好きなツアーを見つけて参加します。英語はできませんが、そんなものはどうにでもなります」とは頼もしい限り。

 旅に何を求めていらしゃるのか伺ったところ、「もう何もかも。地球の創り出す豊かでおおらかな風景にも惹かれますし、それ以上に人類の歩んできた軌跡を見たい、知りたい。縁あってこの星に生まれたのだから、可能な限り未知の世界を知りたいんです。地球上のあちこちに人類が命をつなぐ努力の跡があるのですから、すごいことです」。

(写真)インタビューに答える川瀬みどりさん

 夢だった南極が実現した今、これからの旅行計画をお伺いすると、「甥が今年はおとなしくしていてほしいと言うのだけれど、もしまだ健康だったら、もう一度南極へ行きたいですね」と驚きのコメント。そこで南極の魅力を訪ねてみると「あそこは別世界。皆さん一度は行くべきです」。では、もう一度行きたい、とおっしゃる南極とはどんな所なのでしょう?     

◎南極ってどんな所? (続きを読む)→

 


※現在「南極点訪問者・世界最高齢」でギネスブックに申請中です。

川瀬様はユニークで高品質な海外旅行をご提案する トラベル世界㈱ のお客様です。今回の「南極フライトの旅」は、当社㈱トライウェルインターナショナルがトラベル世界様のご依頼で手配させていただきました。


コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。