プライベートジェットで行く南極大陸8日間のルート図
南極へ出発する2日前には、ゲートウエイである南アフリカのケープタウンに到着していただきます。ケープタウン（南緯33°56‘29“／東経18°27’40”）は、数々の賞を獲得した世界でも有名なワイナリーが点在する美しい街です。ここでの滞在もお楽しみください。出発の前日にホワイトデザート社内にて、諸注意や天候などの説明会および持ち物検査が行われます。
プライベートジェット機で南極大陸へ
Airbus A340-300
航続距離7,400海里を誇るエアバス A340-300 は、長距離路線に理想的な機材です。巡航速度マッハ0.86で飛行し、高い信頼性と効率性を備えています。4発エンジンを搭載しているため、常に安定したパフォーマンスを発揮する機体であり、この環境下でも卓越した性能を示します。堅牢で快適、そして安全性にも優れた航空機です。
ファーストクラスおよびビジネスクラスのキャビンは広々としており、洗練された空間で、ケープタウンからウルフズファング滑走路までの約5時間の旅路を極上の快適さでお過ごしいただけます。
ベースキャンプ「フイッチャウェイキャンプ」到着
Basler BT-67
ウルフズファング到着後、バズラー BT-67機に乗り換え、約30分間の飛行時間でベースキャンプ地であるフイッチャウェイキャンプ地へ。憧れの南極大陸です。ゆっくりとお過ごしください。
バスラー BT-67 は、多目的かつ堅牢な航空機で、雪上や氷上への着陸が可能です。広いキャビンと長い航続距離を備え、南極大陸内部のフライト、特に南極点や皇帝ペンギンの営巣地への移動に使用されています。当社は同型機を2機保有しており、乗員は極地飛行の豊富な経験を持っています。チーフパイロットは南極で10シーズンの実績があり、昨年はすべてのグループが無事に南極点へ到達しました。
バズラーBT-67は、バスラー DC3 に大幅な改良が施され、最新のターボプロップエンジン、延長された胴体、補強された主翼、そしてアップグレードされたアビオニクスが搭載されています。強化された着陸装置により不整地での性能が向上し、最大離陸重量（MTOW）の増加によって積載能力も拡大しました。キャビンは全面的に再設計され、貨物仕様への改修によって多用途性と運用効率も高まっています。クラシックなスタイルと最新技術を融合しながらも、実のところ、この航空機の構造そのものに “古い” 部分は一つもありません。
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