2023年9月、A21社の招待で新造船「マゼラン・エクスプローラー号」に乗船してまいりました。
2019-20年シーズンにデビューした「マゼラン・エクスプローラー号」は、その後のコロナ渦で活躍の機会を延期されていましたが、昨年少しずつ南極への旅が可能となり、2021-22年シーズンに満を持して就航。本格的な南極クルーズのシーズンを迎えた今、注目の船です。
今回の試乗はプンタアレーナス(チリ)からウシュアイア(アルゼンチン)を往復する4泊5日のクルーズ。マゼラン・エクスプローラー号は、外観も船内もとってもおしゃれで大人の上品さを感じさせてくれる船でした。私が注目した船内のポイントを画像とともにリポートします。
※画像はクリックすると拡大でご覧いただけます。
【キャビン内】
【共用施設】
【その他の感想】
小柄な日本人には、さほど気にならないと思いますが、キャビン内のシャワー室が狭いと感じました。
また船内各階のトイレが男女共用ということや、船首と船尾への外階段がちょっと複雑でした。
ショップではTシャツ、帽子、ジャケット、手袋などが売られていますが、アイテムが若干不足な感じを受けました。
マゼラン・エクスプローラー号の魅力を動画でご案内しています。是非ご覧ください。
【マゼラン・エクスプローラー号 概要】
マゼラン・エクスプローラー号は、最新の極地コード仕様に基づき、南極フライ&クルーズツアー専用に特注で建造された新しくモダンな探検船です。
定員は76名で、シングル・キャビンを含む7つのカテゴリーに分かれています。舷窓付きキャビンを除くすべてのキャビンにプライベート・バルコニーが付いています。2室を除くダブルツインキャビンにはツインベッドが2台あり、キングサイズベッド1台としてご利用いただけます。全キャビンにワードローブ、調節可能な暖房システム、リビングエリア、床暖房付きシャワー付き専用バスルームを完備しています。
船内には、最新のオーディオ・ビジュアル機器を備えたガラス張りの展望ラウンジとプレゼンテーション・ルーム、広々としたスタイリッシュなダイニング・ルーム、品揃え豊富なバー、図書室、会議室、ジム、サウナ、診療室があります。前方に面した展望デッキは船首まで続いており、ゲストは船首から海の野生動物を間近に見ることができます。船には10隻のゾディアックボートを搭載、下船や野生動物の観察に適しています。
マゼラン・エクスプローラー号のフィットネスセンターは、世界7大陸すべてにブティックジムを展開するフィットネス会社、エニタイム・フィットネスのプロフェッショナルによって設計されました。