知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

【砕氷船&復路:航空機利用】究極のグリーンランド21日間
日程表で見るツアーポイント

1日目(8/4):ロングイヤービーン(スバールバル諸島/ノルウェー)

ノルウェーのロングイヤービーンに集合します。
午後、カピタン・クレブニコフ号に乗船し、グリーンランドに向けて出航します。

2-3日目(8/5-8/6):海上

船内ではグリーンランドについてのレクチャーが始まります。できる限りデッキやブリッジにあがり、くじらや海鳥達を追いかけてみるのもよし、船内ラウンジで同じ仲間とのおしゃべりに花を咲かせても良いでしょう。ご自由にお過ごし下さい。

4日目(8/7):モリス・ジェサップ岬

グリーンランドの最も北に位置する、めったに人が訪れることない場所のひとつ、モリス・ジェサップ岬に上陸します。
気象状況にもよりますが、ヘリコプターを利用して、上空からリンカーン海やケネディー海峡など、グリーンランドやエルズメア島を眺めてみたいと思っています。

5日目(8/8):ノード基地

本当にユニークな場所であるノード基地は、軍事と科学基地を兼ね備え、北東グリーンランド国立公園にあります。
グリーンランドでは、人が定住する場所としては、最も北に位置するうちの第2番目にあたります。ここ数年、町にある郵便局が、北極点にあるサンタクロース宛の住所となっています。

6日目(8/9):エクスペディション・ストップ

天候に合わせてエクスペディションリーダーは上陸地を決めます。この周辺の美しい風景に出会った所に上陸する予定です。ゆっくり、のんびりとこの景色を堪能しましょう。

7日目(8/10):ダンマークス・ハブン(グリーンランド)

北極クルーズ イメージ

8人の心身共に屈強な人々が管理するこの小さな気象基地は、北東グリーンランド国立公園の沿岸部分の中央あたりに位置しています。シロクマやセイウチに気をつけながら、ゾディアックでDove Bugt(グリーンランド語で入り江)をクルージングします。

8日目(8/11):シャノン&サビーン島

クオーク・エクスペディション社の旗艦であるカピタン・クレビニコフ号は、探検船として世界的な名声を得ています。ですから、この船がナポレオン戦争とアメリカ独立戦争の時に勇敢に戦場へ兵士を運んだ王立海軍の戦艦の名前に由来するシャノン島に上陸することはふさわしいことです。また、探検船のアラバマ号の木材を使って建てた小屋への見学も素晴らしい経験になると思われます。この小屋は、アラバマ号が沖合に停泊した時、氷によって穴があき沈没してしまったため、船の見張りとして残された2人の乗組員が、戻ってきた探検隊のための避難小屋として建てたものでした。

9日目(8/12):ダネボーグ&エスキモネーズ

自然環境保全区域には4カ所の常置された地域があります。その中でダネボーグ(Daneborg)が最大のもので、夏期の間の人口が12人となります。この地域は、デンマーク統治権の維持、と北部および東部グリーンランドのパトロールを担当しているシリウスパトロール(Slaedepatruljen Sirius/デンマーク海軍の特殊部隊)の本部です。この犬ぞり部隊は、デンマーク海軍に所属しています。2人一組のチームで、11頭から15頭の犬を引き連れ、パトロールルートにある補給小屋に350キロから500キロの補給品を運んでいきます。特別ゲストのPeter Schmidt Mikkelsenは、このシリウスパトロールの元メンバーです。ダネボーグを訪問する準備を整えるために、Mikkelsenによる船上説明会が行われます。ダネボーグを訪れた後、船はエスキモネーズ(Eskimonaes)に向います。ここは、以前シリウスパトロールの本部があった場所ですが、第二次世界大戦中にドイツの侵軍によって破壊されました。ここでは、本部の残骸とグリーンランドの先住民の祖先チューレ(Thule)の居住地の遺跡を訪ねます。

10日目(8/13):ブロムスターバグテン&エラ島

ブロムスターバグテンは「花の入江」と呼ばれています。美しい紫や金色の岩肌の色から名付けられました。上陸してハイキングを楽しみます。
エラ島あたりが北極一周の旅の中間地点となります。ナップザックに荷物を詰めて、双眼鏡を準備しましょう。島の頂上に登ると、輝く5つのフィヨルドとジャコウウシの群れなどの素晴らしい眺めが楽しめます。

11日目(8/14):イトックゥトーミット&ハルブレッドニング

北極クルーズ イメージ

これはスコレスビーサンドの河口にある町で、グリーンランド語名は、「大きな家」を意味します。この町へ訪問すると、氷が海を埋め尽くし漁業が困難であることから、この地方の経済が狩猟によって成り立っていることが理解できるでしょう。現地イヌイットの工芸品などを購入して少しばかり貢献してみませんか。
運がよければ、オーロラも見られるかもしれません。スコレスビーサンドの奥にあるハルブレッドニングを通る氷山は世界でも壮大なもののうちの一つです。

12日目(8/15):ライプフィヨルド&ローデフィヨルド

さらに進むとライプフィヨルドに入ってきます。双眼鏡を手にハシグロヒタキやユキホウジロ、ワタリガラスなどを観察してみましょう。ローデフィヨルドでは数百もある氷山が浅瀬に集まっており、氷山の墓地のようです。流氷のそばをゆっくりと動きまわれるので、写真愛好家にとっても絶好のパラダイスです。

13日目(8/16):フレデリックダル&シドカップ

スコレスビーサンドのさらに奥に入り込みます。シドカップではチューレ先住民の考古学史跡場所を訪ねます。
この周辺では、数百ものマンションが立ち並んでいるような錯覚を感じさせる、想像を絶する大きさの氷山がみられます。

14日目(8/17):ダンマーク島

スコレスビーサンドの西側の玄関口にあたる場所です。ここで上陸してハイキングしましょう。野生動物や岩だらけの風景がとっても印象的です。

15日目(8/18):デンマーク海峡

グリーンランドとアイスランドの間にあるデンマーク海峡です。天候が変化しやすい場所ですが、デッキに出て鯨を追いかけてみましょう。ここは鯨が多く生息する場所です。

16日目(8/19):タスィラック

アンマッサリック(Ammassalik)に上陸して、中心となる町タスィラックを訪れます。ここはグリーンランド東部で最大の町で約1,800人の住民が住んでいます。ハイキングを含め多くの活動が計画されています。この地域は、ハイキングの場所として好評を得ています。

17日目(8/20):バーンストークス アイスフィヨルド

アンマッサリックの南部には海岸線に沿って深く切れ込んだ険しいがけがそびえ、海水が入り込んだ多くのフィヨルドが見られます。そのうちで「氷のフィヨルド」という意味の名前を持ったフィヨルドを訪ねます。グリーンランドでは、氷河がフィヨルドの端でせり出し、崩れたものが氷山となって海に漂い出す瞬間を見る機会が捉えられるかもしれません。フィヨルドに入り込んで航行し、生まれたばかりの氷山を探します。また、上陸してハイキングできるような場所を探します。ハイキングの参加・不参加はご自由です。また、静かな場所に座って、周囲の美しい景色を満喫してもいいでしょう。

18日目(8/21):ナノルタリック温泉&ハージョルフスネス

この日の朝、ヨーロッパから来た人々が初めて居住した場所のひとつであるグリーンランドの南端を回る予定になっています。
この日訪ねる予定の町と島は同じ「ナノルタリック」という名前です。この地域の温泉は、ツンドラのハイキングと、バイキングが昔住んでいた住居跡を訪ねた後の疲れた足を休める絶好の場所でした。

19日目(8/22):海上(グリーンランド沿岸)

グリーンランドの沿岸をたどって北に向うと、写真を撮りたくなるような素晴らしい眺めと船の周囲に群れる海鳥が見られることでしょう。砕氷船は、Sondre Stromfjordまで航行するため、再び北極圏に入ります。

20日目(8/23):カンガルッスァック(グリーンランド)→オタワ(カナダ)

朝食後グリーンランドのカンガルッスァック到着後下船します。その後チャーター機にてカナダのオタワへ。  〈オタワ泊〉

21日目(8/24):オタワ

ホテルにて朝食後解散。各自帰国の途へ

注)この旅行は、人里離れた場所を訪問するツアー日程です。すべての日程は、気象、氷の状況などにより上陸地や訪問地が変更になることがあります。あくまで概略日程としてご案内するものであり、確約されたものではありません。

【砕氷船&復路:航空機利用】究極のグリーンランド21日間
地図で見るツアーポイント

ロングイヤービーン(Longyearbyen)

観光が主な産業ですが石炭産出関連の施設が現在でも残っています。

モリス・ジェサップ岬(Cape Morris Jesup)

ピアリー探検隊の経済面で協力した慈善家Morris Ketchum Jesupの名前からとった岬。北極点まで710km。グリーンランド最北端に位置しています。

スコレスビーサンド(Scoresbysund)

世界で一番長く、深いフィヨルドのひとつで、グリーンランド海へと続いています。この海峡は、ウイリアム スコレスビーの名に因んでつけられました。彼は捕鯨者であり、科学者、聖職者でもあり、グリーンランドの海岸線644km以上の地図を作ったことでもよく知られています。

デンマーク海峡(Denmark Strait)

第二次世界大戦中、ドイツとイギリスの間で海戦が発生。イギリス海軍の巡洋戦艦フッドが沈没しました。

ダンマーク島(Danmark Island)

青々としたツンドラ地帯をハイキングします。丘の上までくるとスコレスビィーサンドやフォンフィヨルドの景色が眺められます。

イトックゥトーミット(Ittoqqortoormiit)

この地域は北極グマ、ジャコウウシやアザラシの楽園です。人口約500人。 現在でも漁業や狩猟などで生計を立てています。オーロラも鑑賞できます。

ローデフィヨルド(Rodefjorden)

レッドフィヨルドまたはライプフィヨルドは、西海岸にあるカラフルな砂岩から名づけられました。石は、赤鉄鉱でしみついたもので、また、グリーンランドの一地域として奇妙なものが出てきたところでもあります。

北東グリーンランド国立公園(Northwestern Greenland National Park)

世界で最も大きな国立公園です。グリーンランドのジャコウウシの40%がここに生息しています。上陸してチューレやドーセット人たちの居住跡などの史跡を訪れます。

ブロムスターバグテン(Blomsterbugten,Ymer Island)

花の湾として知られています。ブロムスターバグテンは、カラフルで他の北極地域スピッツベルゲンとは違った景色です。上陸してノア湖までハイキングしましょう。途中、植物や動物にも触れ合います。

ケープホフマンハルボ(Cape Homann Halvo)

ジャコウウシに近づけられる最高の場所です。ケープは、サバクヒタギやユキホオジロの営巣地があり、崖に目をやればライチョウ。ノーザンアビも海上を舞っています。

ホルム湾&エラ島(Holm Bay and Ella Island)

スコレスビーランドの東端の方にキングオスカーフィヨルドがあります。ホルム湾はここの辺りでは一般的な上陸地です。フィヨルドをパノラマでご覧いただける場所です。このフィヨルドの奥が北東グリーンランド国立公園となっております。
エラ島もあります。シリウススレッツジパトロールと呼ばれているデンマーク海軍隊は夏の間ここでトレーニングしています。ここもジャコウウシが見学できるスポットです。

シドカップ(Sydkap)

先住民のチューレ人達は、グリーンランド鯨の骨を利用して建物を組み立てていた遺跡を見ることができます。レミングやジャコウウシの生息地でもあります。

ウナトック ケケルタック(Uunartoq Qeqertaq)

2005年に発見された小さな島は「暖まる島」と呼ばれています。気象変化と氷の融解が進んでみてとれるむき出しの島となっています。

スコルダンジェンフィヨルド(Skoldungenfjord)

このフィヨルドは、外海からの絶好なるシェルターとなっています。明るい緑色の海水と氷河の白が射し込むコントラストが美しい場所です。高い崖から落ちる滝は、遠くのスリムズ氷河からやってきます。フィヨルドは、かつてはスコルダンゲンの入植地でしたが、1961年に政府によって避難されられた場所で現在では廃墟となっています。探索してみたい極北のゴーストタウンです。

ライプフィヨルド(Rypefjord)

ライプフィヨルドのツンドラ地帯は、ジャコウウシの生息地です。サバクヒタギ、ユキホオジロ、ワタリガラスなども生息しています。

ハージョルフスネス(Herjolfsnes)

グリーンランドの最南端近くにあります。ハージョルフスネスは、ミステリアスで面白い言伝えがある場所でバイキング教会のある歴史的な訪問場所です。教会の墓地に1900年代初めに海抜が上昇し始めました。昔の先住民たちの遺品や衣服などが展示されています。

キャップファーベル(Kap Farvel)

フェアウエル岬は、エガー島に位置し、グリーンランドの最南端にあります。

タサーミュートフィヨルド(Tasermiut Fjord)

赤毛のエリクは南グリーンランドの最初の移住者でした。ときに北極のパタゴニアとも呼ばれています。カヤックやゾディアックでこの周辺を探検します。

デービス海峡(Davis Strait)

北西航路を探索した英国の探検家ジョン・デービスの名に由来しています。

カンガルッスァック(kangerlussuaq)

長い氷河の先端に位置しています。ジョコウウシやカリブー、シロハヤブサの生息地です。町は、ツンドラ地帯に囲まれています。

コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。