知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

スコットランドからスピッツベルゲンへ15日間/北極圏横断  日程表で見るツアーポイント

第1日目:エジンバラ(スコットランド)/乗船

午後、エジンバラにてオーシャン・ノバ号に乗船します。2、3日早めに到着して、「世界遺産」である市街と新市街の美しい街並みを散策するのも良いでしょう。 

第2日目:カークウォール

目覚めると、私たちはオークニー諸島の波間にいます。70近い島からなるこの群島には、中石器時代の住人以来、8500年もの歴史があります。ここではタイムトラベルして、石器時代のステネスの立石群、リング・オブ・ブロッガー(環状列石)、スカラ・ブレイ(石造集落遺跡)、17世紀の貴族の館スケイル・ハウス、そして20世紀のイタリアン・チャペルなどを巡る予定です。オークニー諸島の州都カークウォールでは、すばらしい聖マグヌス大聖堂の一隅に葬られている、極地探検家ジョン・レイに敬意を捧げる機会があるでしょう。さらに地元のパブで、現代の活気に満ちた文化に触れる機会もあるかもしれません。

第3日目:ラーウィック(シェットランド諸島)

シェトランド諸島は古代遺跡で有名であり、私たちはとりわけ素晴らしい遺跡を2、3見学します。ヤールショフは時代を2500年さかのぼる先史時代のノール人集落で、ここでは青銅器時代後期および鉄器時代から、ピクト人とノール人の時代へ、そして中世にかけての人間文明の進展を見てゆくことができます。
ラーウィックの町を訪ねると、私たちは現代に立ちかえります。ここはシェトランド諸島の中心の町であり港です。
昼食にはオーシャン・ノバ号へ戻り、船はノルウェーへ向かって出航します。 

第4日目:ベルゲン(ノルウェー)

船は北海を渡り、ノルウェー第2の都市、ベルゲンに到着します。1000年の豊かな歴史をもつノルウェー文化に、ここで初めて触れることになります。街のツアーは、世界遺産登録地、中世の建築物、それにノルウェー屈指のストリート・アートなど盛りだくさんです。

第5日目:オーレスン

午前中に、船はガイランゲル・フィヨルドの入口にあるオーレスンに到着する予定です。この日は美しい町とそのアール・ヌーボーの建築物をご堪能いただきます。さらにアクスラ山の山頂まで上って、絶景の街並みを展望します。

第6日目:トロンハイム

午前中に、ノルウェーの古都トロンハイムに入港します。木造建築がきわめて個性的で印象深い旧市街を歩き、小さなブティクをのぞいたり、雰囲気のあるカフェでコーヒーを楽しんだりしましょう。私たちはまたノルウェー国家の聖所であるニーダロス大聖堂を訪ねます。これは聖オーラヴの墓所を覆うように建設された聖堂で、建設は1070年に始まりました。今なお残る最古の部分は、12世紀中頃のものです。
午後にはトロンハイムのすぐ沖合にある小さなムンクホルメン島を訪れ、その興味深い歴史を知る機会となるでしょう。ヴァイキング時代ここは国家の敵を処刑する主要な場所であり、その首は衆人に見えるように杭の上に曝されました。その後、島には修道院と刑務所が建ちましたが、今は公園となり、市側に面して砂浜があります。

第7日目:ベガ島

この日船は北に向かい、ユネスコにより世界遺産に登録されているベガ群島を訪れます。ここは鳥類学者にとっては夢の島です。生息する鳥類のうちで主要なものはケワタガモで、それは羽毛を得るために育てられてきました。カモの巣造りのために建てられた建物が、今なお燈台、漁師の村、それに雄大な景観と並んで存在しています。この群島は、過去1500年にわたって、漁師と農家がケワタガモの羽毛を収穫しながら持続可能な暮らしを営んできた姿を、映し出しているのです。

北極クルーズ イメージ

第8日目:モスケネス島

モスケネス島にあるレイネを訪問します。この島は、とってもワイルドで、ノルウェーでも魅力的なスポットです。広範囲に広がる山々と狭い海岸線、自然の織りなす氷山が特徴です。また、のどかな漁村でもあります。アクセスが不便にもかかわらず、混じりけのない美しさを求めて年間数千人の観光客が訪れます。

第9日目:ブレイクソーヤ&ニックサウンド/ローフォーテン諸島

午前中にブレイクソーヤに到着し、ノルウェーでも最も野鳥の豊富な地域の一つをゾディアックで巡ります。ここでは多数のパフィン、オオハシウミガラス、ウミワシ、ウおよび、何千羽もの他の鳥が見られるでしょう。
午後にはアーティストが集まり住む小さな村、ニックサウンドを訪ねる予定です。
ローフォーテン諸島周辺の海域は、クジラを見かけることで知られているので、デッキで目を凝らしてみましょう。

北極クルーズ イメージ

第10日目:トロムソ

トロムソは、文化の中心地でもあります。フェスティバル、劇場、博物館、ギャラリーなどがあり、文化活動に力をいれ、人気コンサートの場としても知られています。一方、豊富な歴史や近代建築に交じって歴史的な木造建造物が多く、観光客にとってもマルチカルチャーや現代のとっておきの観光地として人気があります。ここに世界最北の植物園があるのにも驚きです。

第11日目:海上

今日は、船上から海鳥や圧倒されるフィヨルドや氷河などの景色を楽しみましょう。船内では、レクチャーが開かれます。

第12日目:ホーンサンド

氷河が海面を被っているホーンサンドへと向かいます。ガッシャムナでは、かつての科学基地を訪問します。途中、鯨の骨を見つけたり、氷河を眺めながらハイキングしてみましょう。イスブジョンハムナでは、ポーランドの科学基地が見られます。ここではずんぐりしたウミスズメのコロニーがあります。トナカイも見られることでしょう。
ブレポーレンに近づくと白クマにも遭遇することでしょう。ホーンサンドは白クマ達にとって餌にありつけるお気に入りの場所のひとつでもあります。

第13日目:ベルサンド

100年前に、鉱山労働者が天然資源を求めて、ベルサンド地域にやってきました。今日では、観光客がここボーボンハムナやカルプソビーンへ歴史のある鉱山跡や毛皮をとるための仕掛け跡を見学に来たり、花々が咲きほこっているツンドラ地帯をハイキングにやってきます。

第14日目:プールピンテン&アルクホーネット

プールピンテンは、セイウチのコロニーがあります。また、写真撮影に持ってこいの場所です。極北の海岸に打ち上げられた多くの材木と浜辺に寝転ぶセイウチ達の光景が、何ともユニークなのです。
アルクホーネットは、スピッツベルゲンの西海岸にあります。山の頂は、標高428m。この山肌に巣を作っている海鳥はツガイで約1万羽いると言われています。ツンドラ地帯には、トナカイも見られます。

第15日目:ロングイヤービーン(スバールバル・ノルウェー)/下船

朝食後、下船。専用バスで空港へ。各自帰国の途へ。 

注意事項:極地への冒険旅行は、想定外の事態が起こり得ます。その度に同行スタッフは、海象、氷の状況、気象に応じてルートや日程の細部を調整することがあります。上記の日程は、あくまで概略日程でありますことをご承知おきください。


スコットランドからスピッツベルゲンへ15日間/北極圏横断  地図で見るツアーポイント

エジンバラ(Edinburgh)

イギリス,スコットランドの首都。温和な海洋性気候。火山の溶岩の上に形成された街。

オークニー諸島(Orkney Isands)

約70の島々で構成されており、新石器時代の遺跡が残ります。

シェットランド諸島(Shetland Islands )

英国の北東部に位置し、スコットランドの亜寒帯に属する群島。

ベルゲン(Bergen)

ノルウェーの第二の都市であり、波止場やブリッゲンが世界遺産になってます。

ガイランゲルフィヨルド(Geiranger Fjord)

ノルウェー南西部にある狭いフィヨルド。観光名所となっており、世界遺産(自然遺産)に登録されてます。

オーレスン(Alesund)

アールヌーボー調の町並みが美しい、フィヨルドの島々の西端にある小さな漁業の町。

トロンハイム(Tronheim)

ノルウェー第三の町であり、ノルウェー王国の最初の首都でした。

ベガ島(Vega island )

ユネスコ世界遺産(自然遺産)で、保護されているベガ島。

ローフォーテン諸島(Lofoten Islands )

手つかずの自然がそのままに残っている美しい地域。ここでのハイキングを予定してます。

トロムソ(Tromso)

ノルウェー北部地方の中心都市。北極圏内に位置しているがメキシコ暖流の影響で気候は穏やか。

ホーンサンド(Hornsund)

トナカイの枝角の名に由来。英国人が1650年代後半まで、港の捕鯨独占権を握っていました。

ベルサンド(Bellsund)

スピッツベルゲンの西海岸にある20kmの長さの海峡。

コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。