知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

カナダからグリーンランドへ13日間/バフィン島探検

日程表で見るツアーポイント

第1日目:オタワ(カナダ)集合

北極クルーズを始める前の集合場所であるオタワに宿泊です。 <オタワ泊>

第2日目:イクォルィット(カナダ)/乗船

ホテルにて朝食後、チャーターフライトでイクォルイットへ。イクォルイットの潮の干満がカナダで二番目に高く、1日で二度12メートルまでも上がります。そんな自然の力を実際に体験してみましょう。

第3日目:モニュメンタル島


モニュメンタル島は、さらに野生動物を間近に見学するには恰好の場所です。シロハヤブサ、ハヤブサが観察でき沿岸には白クマやセイウチにも遭遇するかもしれません。

イヌイット

第4日目:ケッカーテン島&パングニィアタング

ケッカーテン島では、かつての捕鯨基地の跡地を見学します。1840年に、スコットランドの捕鯨船の船長ウイリアム ペニーが移り住んだのが始まりでした。現在ではカナダの国立歴史遺産の史跡となっています。1800年代後半は、北極クジラ捕獲の絶頂期で、ここカンバーランド地域にある重要な捕鯨基地のひとつでした。(それは港の坂が鯨解体には理想的な場所だったからです)この解体工場跡は、地元民が鯨漁師イヤーを盛り上げるようにこの地に住むイヌイットの文化や経済に大きなインパクトを与えていることを再認識させてくれます。1926年まで活動していました。その後、イヌイットの住民たちはハドソン湾会社によって設立された交易所がある大きな集落へと移住しました。次に訪問する場所は、パングニィアタングです。北極のスイスと言われるイヌイットの小さな集落、パングニィアタングは、デュバル山の霧深い頂きとでこぼこの土地にひっそりとたたずんでいます。カンバーランド海峡に合流する絵画のようなパングニィアタングフィヨルドの河口に位置しています。この町は、イヌイットのアーティスト村としても知られています。特にアートギャラリーは必見の場所です。また、ビジターセンターでは、チューレの生活様式や現代のイヌイットの生活様式を短編ビデオや展示品などで学ぶことができます。お土産としてカラフルな帽子やスカーフ、手袋、リトグラフ、タペストリーなどいかがでしょうか。

第5日目:海上

船は、バフィン島の南海岸を眺めながら進みます。船内では、さまざまなレクチャーが始まります。

第6日目:カンバーランド半島

船は、カンバーランド半島へと航行します。天候状況にもよりますが、この周辺に上陸する予定です。

第7日目:サムフォードフィヨルド

北極圏の北450Kmあたりに位置しています。太陽が沈まない地域でもあります。サムフォードフィヨルドは、まさに地球上にある最果ての場所のひとつです。バフィン島の中でもめったに訪れることのない場所です。世界でも最高のビックウォールのひとつとして、怖いもの知らずのクライマーにとっては、垂直に切り立った岩山に登れずにはいられないほど魅力的な所です。夜にはバフィン島を離れ、グリーンランドへ向かいます。

第8日目:ウマナック&キラキトック(グリーンランド)

グリーンランド

第8日目:ウマナック&キラキトック(グリーンランド)

午前中に、キラキトックの寂れた集落を訪れます。ここで、1972年に8人のグリーンランド人の衣類をまとったミイラが発見されました。彼らは溺死したと考えられ、その遺体を乾燥し涼しい洞窟へ葬ったもので、1475年頃のものであったことがわかりました。現在、3人の女性と1人の子供のミイラは、グリーンランドの首都ヌークの国立歴史博物館に展示されています。甲板に出て外気に触れてみましょう。そろそろウマナックの町に近づいています。ハート型の美しい山がさらに町を魅力的に醸し出しています。ウマナックは、1758年にヌスアック本土にデンマークの植民地として築かれました。しかし、アザラシ漁が豊富に獲れるので1763年に近くの島へ移動します。町は歩いてまわれます。1860年に建てられた歴史的なオイル倉庫を見学しましょう。倉庫の裏にある泥炭小屋は数年前まで使用していました。中を覗いてみてください。

第9日目:エクィップサーミア

グリーンランドでは、とっても活気のある小さな町の一つを訪問します。すでに何人かの人類学者がここの住人達の素朴な生活習慣や昔ながらの狩猟方法についての本を出しているほどです。先住民のサカク人の雰囲気漂う町を楽しんでみましょう。目の前の大きな氷山を避けながら美しいエクィップサーミア氷河まで近づいてみましょう。

北極氷河

第10日目:イルリサット

イルリサットは、グリーンランド語で「氷山」を意味します。世界の奇観のひとつヤコブセンアイスフィヨルドはディスコ湾へと大きな卓上氷山がどっと流れだしている場所です。フィヨルドの入口近くへと氷山の量にもよりますが出来るだけ近くに船で近寄ってみたいと思います。イルリサット氷河は一日に約19メートルも流動する氷河だと言われています。2004年に世界遺産に登録されています

第11日目:イティレック

典型的なグリーンランドのイヌイット集落イティレックを訪問します。そこは、真水がない土地でくぼ地(グリーンランド語でイテレックと言います)に位置しています。人口約130人の小さな集落です。

第12日目:カンガルッスァック/下船

ゾディアックボートで岸部へ上陸します。元米軍の基地があった場所を通過しながら専用バスで空港へ。チャーターフライトでオタワに向かいます。着後、専用バスで指定ホテルへ。    <オタワ泊>

第13日目:オタワ/解散

ホテルで朝食後、各自帰国の途へ。

注)この旅行は、人里離れた場所を訪問するツアー日程です。すべての日程は、気象、氷の状況などにより上陸地や訪問地が変更になることがあります。あくまで概略日程としてご案内するものであり、確約されたものではありません。

 地図で見る観光ポイント

 

 

 

 

 

 

グリーンランド(Greenland)

グリーンランド語で「人の島」という意味。北極海と北大西洋の間にある世界最大の島です。デンマーク領ですが自治政府があります。

カンガルッスァック(Kangerlussuag)

長い氷河の先端に位置しています。ジョコウウシやカリブー、シロハヤブサの生息地です。

イルリサット(Ilulissat)

グリーンランド語で「氷塊」という意味。イルリサット氷河の河口にあります。2004年世界遺産に登録された氷河は圧巻です。

バフィン島(Baffin Island)

カナダ北部、ヌナブート・テリトリー(準州)カナダ北極海諸島の南東部に位置するカナダ最大の島。

モニュメンタル島(Monumental Island)

モニュメンタル島の名は、サー・ジョンフランクリンの記念の証しとして北極探検家のチャールズフランシス・ホールによって名づけられました。

ハドソン湾(Hudson Bay)

カナダにある巨大な湾。冬季は全面結氷する。周辺は北極クマの生息地。1610年イギリスの探検家H.ハドソンが発見しました。

パングニィタング(Pangnirtung)

カナダ圏ヌナブット準州にあるイヌイットの集落。人口1,325人(2006年)

イクォルイット(Iqaluit)

カナダ、ヌナブット準州の州都。バフィン島南部に位置する。旧称フロビッシャーベイ。2010年2月G7が開催された地でもあります。

イティレック(Itilleq)

グリーンランドの大陸から少し離れた1Km四方の小さな島。主な産業は、漁業と狩猟。

キキクタジュアーク(ブロートン島/Qikiqtarjuak (Broughton Island))

アユイティク(Auyuittuq)国立公園へのアクセスポイントとしてまた、鯨や北極野生動物見学場所として知られている。

デービス海峡(Davis Strait)

グリーンランドとカナダ・ヌナブット準州のバフィン島との間に位置する海峡。

フロビッシャー湾(Frobisher Bay

1576年イギリス人探検家マーティン・フロビッシャーが北西航路探索中に発見しました。

サムフォードフィヨルド(Sam Ford Fjord)

イヌイットの伝来の狩猟場だったところ。

エクィップサーミア(Eqip Sermia)

 イルリサットから北へ約80Km離れている場所。

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コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。