知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

アイスランド、グリーンランド&バフィン島クルーズ18日間/北極圏横断

日程表で見るツアーポイント 

第1日目:レイキャビック(アイスランド)集合

各自にて指定ホテルに集合。ホテル内でオリエンテーションがございます。

第2日目:アークレイリ/乗船

ホテルで朝食後、チャーターフライトでアイスランドの北の町アークレイリに向かいます。ここアークレイリより北極のクルーズが始まります。

第3日目:ホーンビック(アイスランド)

アイスランドの北端の穏やかで平和なホーンビック湾へと航行します。ここは、野鳥が棲息する大きなバードクリフが2か所あります。ヨーロッパの中でも最大の生息地として知られています。昔、鳥撃ちに来た人たちによって使われた古道を歩きホーンビック断崖までハイキングしましょう。数百万羽の海鳥達やハシブトウミガラス、ミツユビカモメ、パフィン、北極キツネなどが観察できます。

第4日目:海上

デンマーク海峡を越えるころ、船内では探検チームが、イラスト入りのプレゼンテーションで野生生物やグリーンランドの地質や歴史などについてご紹介します。又、船のデッキから眺める海鳥達の紹介も、鳥類学者から学びます。

第5-6日目:東グリーンランド

グリーンランド

船は、北極圏の南へと航行していきます。最初のグリーンランドの上陸地は、アンマサリクの島です。地球上で最も孤立した集落の一つでもあります。ゾディアックボートで探検してみたいと思います。素晴らしい写真が多く撮れる場所でもあります。壮大なるサーミリックフィヨルドへとさらに踏み込んでいくと雪を被った山々と、大きな氷山の景色が広がっています。東グリーンランドで一番大きな集落(人口約2,000人)タシーラクは、キングオスカーハーバーにあり、険しい山々に囲まれています。5家族の入植者達からはじまったアンマサリクの町は、伝統工芸などで知られています。例えば、せっけん石に彫られた彫刻や木製マスクやトゥピラク(イヌイットの伝承で祖先の魂を意味している彫刻工芸)アンマサリクには、多くのフィヨルドがあります。ゾディアックボートで深いフィヨルドを探検してみましょう。その後、かつてのスコルダンジェン入植地を訪問します。廃墟となったゴーストタウンです。ここの住人達は、1961年にアクセスのよい大きな町へと移住させられました。スコルダンジェンフィヨルドへの探検は、ゾディアックやカヤックなどで楽しみましょう。

第7-10日目:南グリーンランド

船は、めったに訪れることがないリンデノウフィヨルドへと向かいます。ここでは、ゾディアックボートでフィヨルドの内側に入ります。流氷の上に寝転んでいるあごひげアザラシを経験豊かなスタッフ達がいち早く見つけてくれることでしょう。切り立った崖から流れる滝もハイライトのひとつです。ナーサミジットとして知られているナーサック クジャリックに上陸します。ここは、1824年に宣教師ヘラーンハットによって築かれました。最南端の入植であり、フェアウエル岬の北50Kmにあります。次にヘルジョルフスナスを探検してみましょう。古代スカンジナビア人の農場跡があります。その周辺を散策すると氷山が浮かぶ近くに、温泉が湧き出ている場所があります。温泉体験のチャンスも。グリーンランドでは、天然温泉があり、数千年前から人を惹き付けています。ウナトックは無人島ですが、小さな温泉が3つほどあります。入浴するのに、充分暖かい温度になっています。聳え立つ山々に囲まれて、露天風呂に浸かるとさらにリラックスできますし、周りに氷山が漂っている光景も何か不思議に感じることでしょう。ハバゥルセイにある古代スカンジナビア人の教会跡を訪問します。石壁に沿って歩きながら15世紀時代に栄えた時代に浸ってみましょう。その周辺の景色は、そのころとまったく変わっていません。

第11日目:西グリーンランド

グリーンランド

パミュートへと向かう途中では、ダークブルーの山々に囲まれた美しさに言葉もでないくらい圧倒されるはずです。神秘な霧とほどよくブレンドされた、古と現代の文化が交じりあうその雰囲気が町をも包みこんでいます。町の見張り役はオジロワシです。住民たちは、その鳥の王様に強い絆を感じています。昔からオジロワシは幸運を運んでくると言う伝説があるのです。ここで、多く見られると何でもたやすく事が運ぶと伝えられているのです。住民たちの微笑みに惹かれてさらにコミュニケーションをもって接してみましょう。漁師たちは、喜んで昔話やここでの仕事について話してくれるはずです。また、数千年も使われている小道をハイキングしてみましょう。海岸からはザトウクジラやミンキー、シャチなどが見られるかもしれません。歴史や文化に興味がある人にとっては、活気あるグリーンランドの首都ヌークで楽しみがたくさん見つけられるはずです。ウォーターフロントに沿ってハンス エッジ教会まで散策してみましょう。1728年に入植した宣教師の銅像もあります。グリーンランド国立歴史博物館には、1972年に発見されたミイラも展示されています。そのミイラは、ライチョウをハンティングしていた2人の兄弟が岩陰に隠れていた墓を見つけました。500年以上前で完全に衣服もまとっていた状態で発見されました。カタック文化センターやヌークアートミュージアムなども見逃せません。

第12日目:海上

デービス海峡を越えると セイウチやイッカクの繁殖地の夏の風物詩が見られます。バフィン島についてのレクチャーが船内で始まります。

北極 氷河

第13日目:バフィン島(ヌナブト準州/カナダ)

船は、バフィン島の南東海岸に沿って航行しています。カナダでは一番大きな島です。世界で五番目に大きな島です。氷河湖がある土地には、夏を彩る華やかなムラサキユキノシタや黄色の北極ポピーなどの植物が豊かな風景と相まって咲き誇っています。ツンドラ地帯をハイキングしたり、ゾディアックボートで周辺を探検してみましょう。また、小さな漁村やイヌイットの集落訪問も欠かせません。

第14日目:パングニィアタング&ケッカーテン島

北極のスイスと言われるイヌイットの小さな集落、パングニィアタングはデュバル山の霧深い頂きとでこぼこの土地にひっそりとたたずんでいます。カンバーランド海峡に合流する絵画のようなパングニィアタングフィヨルドの河口に位置しています。この町は、イヌイットのアーティスト村としても知られています。特にアートギャラリーは必見の場所です。また、ビジターセンターでは、チューレの生活様式や現代のイヌイットの生活様式を短編ビデオや展示品などで学ぶことができます。お土産としてカラフルな帽子やスカーフ、手袋、リトグラフ、タペストリーなどいかがでしょうか。ケッカーテン島では、かつての捕鯨基地の跡地を見学します。1840年に、スコットランドの捕鯨船の船長ウイリアム ペニーが移り住んだのが始まりでした。現在では、カナダの国立歴史遺産地となっています。1800年代後半は、北極クジラ捕獲の絶頂期で、ここカンバーランド地域にある重要な基地のひとつでした。(それも港の坂が鯨解体には理想的な場所だったのです)この解体工場跡は、地元民が鯨漁師イヤーを盛り上げるようにこの地に住むイヌイットの文化や経済に大きなインパクトを与えていることを再認識させてくれます。

第15日目:モニュメンタル島

モニュメンタル島は、無人島ですが、野生動物を見学するには恰好の場所です。シロハヤブサ、ハヤブサが観察でき沿岸には白くまやセイウチにも遭遇するかもしれません。

第17日目:イクォルイット/下船→オタワ

イクォルイットで下船し、チャーター機でオタワへ。着後、専用バスで指定ホテルへ。

第18日目:オタワ(オンタリオ州/カナダ)

ホテルで朝食後、各自解散して帰国の途へ

※極地への冒険旅行は、想定外の事態が起こり得ます。その度に同行スタッフは、海象、氷の状況、気象に応じてルートや日程の細部を調整することがあります。上記の日程は、あくまで概略日程でありますことをご承知おきください。

地図で見る観光ポイント

 

 

 

 

 

 

レイキャビック(Rey Kavik)
ヴァイキングたちの最初の定住地。現在は地熱を利用したクリーンエネルギーにより常に綺麗な空気が魅力。生活水準も高い。

アークレイリ (Akureyri)

アイスランド第二の町。人口1万7千人。フィヨルドの奥に位置し、天然の良港として栄えた。急成長したのは、18世紀。デンマークの交易港となってから。

イクォルイット(Iqaluit)

カナダ、ヌナブット準州の州都。バフィン島南部に位置する。旧称フロビッシャーベイ。20102G7が開催された地でもある。

バフィン湾(Baffin Bay)

大西洋の西北部にある海で北極圏に位置している多島海のひとつ。1616年初めて湾を航行したウイリアム・バフィンの名に由来している。

デンマーク海峡(Denmark Strait)

第二次世界大戦中、ドイツとイギリスの間で海戦が発生。イギリス海軍の巡洋戦艦フッドが沈没した。

グリーンランド(Greenland)

グリーンランド語で「人の島」という意味。北極海と北大西洋の間にある世界最大の島。デンマーク領ではあるが、自治政府がある。

ヌーク(Nuuk)

グリーンランド最大の都市。デンマークやグリーンランド各地域を結ぶ定期便を運航するヌーク空港がある。

タシーラク(Tasiilaq)

東グリーンランド最大の町。人口約1800人。主な産業は、漁業と観光業。

レイキャビック(Reykjavik)

ヴァイキングたちの最初の定住地。現在は地熱を利用したクリーンエネルギーにより常に綺麗な空気が魅力。生活水準も高い。

ウナトック(Uunartoq)

34度から38度の温泉がある。薬用効果があることは、バイキング時代から知られていた

ヘルジョルフスナス(Herjolfsnas)

グリーンランドとアイスランド・ノルウェー間の通商基地があった場所

パミュート(Paamiut)

ザトウクジラ、オジロワシなどが見られる

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コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。