知られざる地球の不思議さと手つかずの大自然を肌で感じる究極のエコツアー。地球の鼓動が聞こえる大地「南極」、
イヌイットの住民達、野生動物との出会いがある「北極」。何かを感じさせてくれる極地旅行。
個人旅行の旅だからこそ、他では味わえない感動が!

2017.03.21

劇団文芸座の代表より下記のようなアンケートの回答が入りました。劇団文芸座による世界初の南極公演は主催である北日本新聞社も同行取材しており、大きな紙面を飾っておりますので、合わせてご紹介いたします。新聞記事画像をクリックするとPDFで御覧いただけます。

 

劇団文芸座・南極公演 旅行期間:2016年12月14日~27日

Q. いつ頃から南極公演の旅を計画なさってましたか? その動機をお聞かせください。

A.
1999年オーストラリア公演が終わった時、劇団文芸座の未公演大陸は南極大陸のみとなったことを意識し、屡々発言するようになった。2011年8月フィンランド公演の際、国際アマチュア演劇連盟会長メリア・ラクソビルダ女史が観客を前に「劇団文芸座は南極大陸だけ未だ公演していない劇団」と紹介した。2016年1月17日南極大陸ユニオングレーシャ基地日帰りツアーに参加した劇団文芸座代表小泉博と邦子は、現地(ユニオン・グレーシャー)で(株)トライウエルインターナショナルの田島和江社長と出会い、田島社長に文芸座旗(製作・土井治美)を手に持った写真を撮ってもらったことがきっかけとなり、劇団文芸座南極公演計画が纏まった。

Q. 実際に南極での公演で大変なことはどのようなことでしたか?(荷物や舞台衣装、小道具、舞台作り、寒冷地での上演など)

A.
世界遺産となった富山県の五箇三村山村巡回公演から、設備の充実した国立劇場まで、世界各地のさまざまな条件下で公演活動を行なってきた劇団文芸座にとって当初予想したより順調に公演することが叶えられた。当然のことながら現地の食堂テントの大きさに合わせたセット製作(久郷秀男)を行ない、チリ・プンタアレーナスALE事務所に事前輸送をし、小道具衣裳類は別に持参した。何よりも嬉しかったのは現地ALE職員たちの温かい歓迎であり、積極的な協力であった。

 

Q. 今までと異なった地域での公演(テント内や極寒地)でしたが、そこで感じたことや得たものはどのようなものでしたか?

A.
世界各地から集まった冒険家や基地の人たちの公演を見る熱い眼差しと、文芸座の活動の原点である日本の富山に於ける山村巡回公演での真剣な眼差しがオーバーラップして胸を熱くした。  幕を閉じた際の「エクセレント」「ブラボー」の歓声は生涯忘れることの出来ない感動だった。

 

Q. このような異質な場所、南極地でも演じられましたが、その他どのようなイベントが考えられると思いますか?

A.

ロスマン山を背景に屋外に於いて以下のようなイベントが考えられる

a)舞踊公演を行なう。
ただし、南極は紫外線が強烈であり(裸眼は危険に思われる。) 従って眼の保護が必要であり、仮面を用いるのがよい。 
b)氷の彫刻展  
わが富山県南砺市の木彫りの里いなみ町では4年毎に世界5大陸から彫刻家が参加して「南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ」が開催されている。関連イベントとして、南極で氷の彫刻展を行なうことを推奨したい。

 

Q.  南極大陸の地を踏んだ感想をお聞かせください。想像した南極と実際の南極はどう違っていましたか?   (例えばキャンプ地内、気候、航空機、景色など)

A.
初めてユニオングレーシャ基地に降り立ち周囲の光景を眺めた時、まさに現地に立った者しか味わえぬ、得も言われぬ大きな感動が込み上げた。自分の立つ空間に人間以外に生きる物が存在しないという不思議な実感はうまく表現する術を知らない。

 

2016.12.23

富山のアマチュア劇団「文芸座」が2016年12月20日(現地時間)、世界初となる南極大陸での公演を開催しました。

南極大陸で富山のアマチュア劇団「文芸座」公演大成功
南極大陸で富山のアマチュア劇団「文芸座」公演大成功

演目は、アントン・チェーホフ作「結婚の申し込み」。会場は南極大陸のユニオングレッシャー基地。観客は南極大陸にやってきている冒険家や登山家、研究者そしてユニオングレッシャー基地のスタッフ達約50名(写真右)。

世界的にも有名なこの劇を、秋田の旧家を舞台に置き換えて純日本風の芝居が展開。文芸座ならではの十八番の演目です。すでに海外17か国で上演実績があり、海外の人に言葉が通じなくとも、役者の表情やアクションだけで人を惹きつける構成になっています。

観客席からは、「南極大陸は冒険や研究者達だけの場所でなく≪文化≫もやってきた!拓かれた大陸になった」と感動した声が続々と聞こえてきました。

その突破口を開いた日本人の行動力に敬意を表します。一般の人たちでも自由に自分の足で立つことができる「真の南極大陸」は、これからも多くの人達が集う場所になっていくことでしょう。私達、ポーラークルーズでは、皆さまの夢を叶えるお手伝いができることに大きな喜びを感じています。

世界初!南極大陸で富山のアマチュア劇団「文芸座」公演大成功

(写真上から)南極大陸・ユニオングレッシャー基地風景
(写真左2点)文芸座 南極大陸公演「結婚の申し込み」パンフレット 

(写真右2点)「結婚の申し込み」の各シーン

コース紹介


注)すべてのコースは、海外主催会社が催行する旅行ツアーとなります。お申込みにあたり、自己責任の上でのご参加となりますことご承知おきください。