【2020年】北西航路13日間〔西周り/東周り〕の主な見どころ

北西航路13日間〔西周り/東周り〕/極北のカナダとグリーンランドを冒険

 

日程表で見るツアーポイント

 

〔東周り〕

 第1日目:エドモントン(アルバータ州)からケンブリッジベイ(ヌナブット準州)/乗船

エドモントンを早朝にチャタ―フライトで発ち、ケンブリッジベイへと向かいます。北極圏上に位置している辺境の居留地で、ビクトリア島の南海岸にあります。狩猟、トラッピング、漁業が主な産業となっています。到着後、町を散策した後に乗船します。


第2日目:ビクトリーポイント(キングウイリアム島)

北西航路

船は北西航路へと針路をとります。船内では、プレゼンテーションが開催されます。伝説のサー・ジョンフランクリンのミステリーと遭難隊の行方が徐々に解きはじめました。2014年9月にエレバス号が発見される前までは、凍てついた北極に最後の数か月を過ごした遺品は、ほんのわずかなものでしかありませんでした。すべてビクトリア海峡の海氷の中に沈みすべての痕跡を絶ったのでした。放棄されたライフボート、くつわ、わずかな銅や鉄などの破片、刃物類、ボタンそして骸骨などが散乱していました。生存者が救援を求めても叶わなかった虚しさがこの残された残骸から伝わってきます。このビクトリーポイントを訪れ、勇敢な男たちが命をかけて北極海に海路を開こうとした探検に想いをはせます。2014年捜索に協力したワンオーシャンエクスペディションズ社の船は、科学者、歴史家、捜索隊員、お偉方や今回の歴史承認団のスポンサー達を乗せ、水中探査機を搭載して捜査にきわめて重要な役割を担いました。現在、パークスカナダ海洋考古学チームとビクトリア海峡探検隊の協力のもと、調査が続いており、専門家達に言わせると姉妹船であるHMSテラー号もこの付近に沈んでいるのではと推測されています。この詳しい話は、船内レクチャーでお聴きしましょう。


第3日目:カニンガム湾

北西航路

早朝にプリンスオブウェールズ島の東海岸にあるカニンガム湾に到着予定です。ここは北西航路の心臓部、おそらく北極海きっての野生生物観察スポットであり、北極クマの頻出地としても有名です。ベルーガ(シロクジラ)が、海底の砂利に白い表皮をこすりつけて脱皮するため、年に一度浅い入江にやってきます。そして潮が引いたときに浅瀬にとり残されて、北極クマの餌食になることもしばしばです。相当数の群れのなかには母と子の姿もよく見かける一方で、浜辺にベルーガの骨が散乱しています。北極圏の生き物の厳しい象徴の証しといえましょう。


第4日目:ベロー海峡&フォートロス

今日はベロー海峡の狭い水路を通過します。北アメリカ大陸からソマーセット島の北に分かれる海峡です。潮流を避け、ゆっくりとした海流へと航行する予定です。この海峡には海洋哺乳動物が好む栄養豊富な餌場となっています。タテゴトアザラシやアゴヒゲアザラシ、北極クマなどにも遭遇することでしょう。その後ソマーセット島の南方の端にあるフォートロスに上陸します。ここは、かつてのハドソン湾会社の毛皮交易の出先機関があった場所です。この近くにある古の遺跡はイヌイットや彼らの先祖たちによる集落の痕跡で、数千年の歴史があります。


第5日目:ビーチー島

ビーチー島は、北西航路を探訪するには大変重要な場所です。ここは、フランクリン隊の不運に満ちた隊員たちが1845年の最後の「慰安」の冬を過ごした場所です。その後、カナダの北方群島の海図が完成したほど、信じられないくらいの捜索隊を送り込んだのです。ほぼ30年間も続きました。ビーチー島では吹きさらしの海岸にある墓標を訪れますが、歴史好きにとってもまた多くの参加者たちにとってもワクワクする場所になることでしょう。


第6日目:ランカスター海峡&ダンダスハーバー

北西航路私達は今、ほぼ北緯75度の地点にきています。デボン島の海岸沿いをクルージングし、ランカスター海峡の水路を航行しています。この地域は、北極の野生生物にとって「スーパーハイウェイ」と呼ばれる程の多くの生物が生息する場所です。海域には栄養豊富なプランクトンが集まる為です。海鳥をはじめ、鯨、ワモンアザラシ、イッカク、シロイルカ、北極クマ、セイウチなど多種多様な生き物たちの楽園です。氷の状況や気象状況によりますが、ランカスター海峡の沿岸に沿って航行し上陸してみましょう。カナダ北極圏には多くのハイキングコースや野鳥観察の場所が点在しています。まずは、デボン島にあるダンダスハーバーへと向かいます。ここは、よく訪れる場所です。歩いて王立カナダ騎馬警察の派出所の跡地を見学しましょう。海岸に目をやれば、そのあたりはさまざまな形の氷山が岸辺まで押し寄せています。


第7日目:ミティマタリック(ポンドインレット)

バフィン島の北にある、ミティマタリックのイヌイットの集落へと向かいます。ここのハイライトは、ビジターセンターで地元の老若男女による伝承文化や室内ゲームのショーを見ることです。また、昔からの生活道具や動物などの展示品のほか、イヌイットの彫刻工芸品や宝飾品などの見学ができます。少しでも、土産品などを購入することでイヌイットの町へのサポートにつながります。イヌイット達の子供たちとの交流も楽しみです。


第8日目:ギブ・フィヨルド

早朝に圧感のギブ・フィヨルドへと入っていきます。船は深海面をゆっくりと聳え立つ断崖の奥深くへ進みます。周囲の巨大なる雪をかぶった山々で船がとっても小さく感じます。ある客はこの光景をみて「なんだかロード・オブ・ザ・リングから抜け出したようだった」まさにその通りです。


第9日目:バフィン湾 海上

バフィン島のごつごつした海岸線を後にゆっくりとバフィン湾を横切ります。船内では、専門家達による歴史や野生動物などのレクチャーが開かれています。一方、ナチュラリストは、常に双眼鏡でフルマカモメやウミスズメ、ゴンドウクジラ、オルカなどを探しています。グリーンランドに近づくと、ナガスクジラやイワシクジラのような大きなヒゲクジラが現れてくることでしょう。


第10日目:イルリサット&ヤコブセン・アイスフィヨルド(グリーンランド)

北西航路

今日のハイライトは一言でいえば、「氷・氷山」です。探検チームのメンバーは、北極・南極どちらも経験豊かなメンバーでさえここにくると船の周りすべての氷の彫刻に圧倒されてしまうのです。世界の奇観のひとつヤコブセン・アイスフィヨルドはディスコ湾へと大きな卓上氷山がどっと流れだしている場所です。1日で40mほど氷河が流動し、年に50ほどにもなります。フィヨルドの入口近くへと氷山の量にもよりますが出来るだけ近くに船で近寄ってみたいと思います。ユネスコの世界遺産に登録されています。イルリサットは、クヌートラスムッセン(Kund Rasmussen)の生まれ故郷でもあります。グリーンランドの最も有名な探検家であり、人類学者で1879年にここで生まれました。綺麗な港にカラフルな漁船と沿岸に建つかわいい家並みが印象的です。


第11日目:シシミウ

午後にシシミウの町に訪問する前にフィヨルド沿岸を探訪してみたいと思います。カラフルな小さな家々が何とも絵ハガキのようです。町では伝統的なグリーンランド人のカヤッカーに出会うことでしょう。グリーンランド・カヤック・チャンピオンシップで前回チャンピオンになった人による「エスキモーローリング」のデモンストレーションが見られるかもしれません。


第12日目:ソンドレ・ストロームフィヨルド

北西航路世界でもっとも長いフィヨルドのひとつ、ソンドレ・ストロームフィヨルドは、グリーンランドの内部へと入り込んでいます。そのフィヨルドの両側に断崖がそそり立っています。小さなフィヨルドを探検してみましょう。グリーンランドの面積80%、170万平方キロメートルに氷床が被われています。南極に次いで2番目に大きな氷床です。フィヨルドにはゾディアックで入って、カヤックを漕いだり、徒歩などで探訪しましょう。地質学的また地形学的に大いに興味深い景観に囲まれます。このフィヨルドの海辺ではジャコウウシを見つけることができるかもしれません。又、頭上では尾根から昇る上昇気流に乗って、オジロワシがいつも堂々たる姿で飛翔するでしょう。体力レベルに合わせたハイキングコースがあります。


第13日目:ソンドレ・ストロームフィヨルド カンガルッスァック/下船→エドモントン(アルバータ州)

午前中に下船し専用バスで空港へ。チャーターフライトでオタワに向かいます。
着後、各自帰国の途へ。

 

〔西周り〕※東周りの逆コースになります。

  • 第1日目:オタワ→カンガルッスァック(グリーンランド)へ
  • 第2日目:シシミウ
  • 第3日目:イルリサット&ヤコブセン・アイスフィヨルド(グリーンランド)
  •  第4日目:バフィン湾 海上
  • 第5日目:ミティマタリック(ポンドインレット)
  • 第6日目:ランカスター海峡&ダンダスハーバー
  • 第7日目:マックスウエル湾、デボン島
  • 第8日目:ビーチー島
  • 第9日目:プリンス・レオポルド島
  • 第10日目:フォートロス&ベロー海峡
  • 第11日目:カニンガム湾
  • 第12日目:ビクトリーポイント、キングウイリアム島
  • 第13日目:ケンブリッジベイ(ヌナブト準州)→エドモントン


※航路や上陸場所などは、天候や氷の状態などにより変更することがあります。また、遭遇する野生動物も同様です。概略日程としてお読みください。

 

 


地図で見る観光ポイント


西周り【RE5】 東周り【RE6】
北西航路13日間〔西周り〕/極北のカナダとグリーンランドを冒険 北西航路13日間〔東周り〕/極北のカナダとグリーンランドを冒険

※画像をクリックすると拡大で御覧いただけます。


ポンドインレット(Pond Inlet)

人口1,549人(2011年)バフィン島の北部に位置する町。

北西航路(Northwest Passage)

大西洋と太平洋を結ぶ航路。多くのの探検家たちが挑んできた航路。

プリンス オブ ウエールズ島(Prince of Wales Island)

カナダ ヌナブット準州に属する。1851年イギリスの探検家がジョン・フランクリン遠征隊の捜索活動を行った際に発見した。

フォートロス(Fort Ross)

イヌイットや彼らの先祖たちの集落の痕跡があり、数千年の歴史がある。

ベロー海峡(Bellot Strait)

小さな氷山が浮かび船が通過するのは至難の業である海峡。1937年初めてハドソンベイ会社の船が西から東へと通過できた海峡であった。

カンガルッスァック(kangerlussuag)

長い氷河の先端に位置しています。ジョコウウシやカリブー、シロハヤブサの生息地。

グリーンランド(Greenland)

グリーンランド語で「人の島」という意味。北極海と北大西洋の間にある世界最大の島。デンマーク領であるが自治政府がある。

バフィン湾(Baffin Bay)

大西洋の西北部にある海で北極圏に位置している多島海のひとつ。1616年初めて湾を航行したウイリアム・バフィンの名に由来している。

バフィン島/カナダ(Baffin Island)

世界で5番目に大きな島。ノルマン人であるレイフ・エリクソンが発見した 陸地にヘルランドと名づけたのが由来。現在のバフィン島と言われている。

デボン島(Devon Island)

世界最大の無人島。ここでは、減少するジャコウウシや海鳥、哺乳動物などを保護 してる。

コーンウォール島(Cornwall Island)

カナダのヌナブト準州に属している。クイーンエリザベス諸島を構成する島の一つ。

ビーチー島(Beachey Island)

ここにはフランクリン隊の隊員3人のお墓がある。彼らは支給された缶詰からの鉛中毒で亡くなった。

プリンス・レオポルド島(Prince Leopold Island)

カナダ渡り鳥自然保護区でハシブトウミガラス、黒ウミガラス、アシグロミツユビカモメ、北極フルマカモメが棲んでいる地域。

キングウイリアム島(King William Island)

カナダ ヌナブト準州に属している。1830年スコットランド人の北極探検家ジョン・ロスがその当時の英国国王ウイリアム4世の名を島につけた。

イルリサット(Ilulissat)

グリーンランド語で「氷塊」という意味。イルリサット氷河の河口にある。2004年世界遺産に登録された氷河は圧巻である。

シシミウ(Sisimiut)

人口5,460人のグリーンランド第2番目に大きな町でグリーンランの西海岸にある。

 


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